2020年1月14日火曜日

正月の野川でカワセミと対峙、の続き。 Confronting Kingfishers at Nogawa river in New Year, continued.

 野川の不安定な渡り岩の上で粘って観察したカワセミの画像の続きをご紹介。

 前回は通りすがりの人たちの目の前を、平気で飛び交う野川のカワセミの画像をアップしたが、今日は川の中に数か所設置されている対岸への渡り岩の上に陣取って、岸からのではない目線でカワセミを観察・撮影してみたものをご紹介。

 川の土手から撮るとたいてい対岸が背景になる事が多いが、川の真ん中から撮ると面白い背景が見えてくる。

 人吉の球磨川で撮るヤマセミもそうだが、野鳥にブラインドで近づいて、ただ撮るだけでは多少の生態画像は収録できるが、基本的には写真鳥類図鑑の画像とあまり違いがない。やはり生息している環境が背景に在ってこそ、その生き物の本来の姿を観る事が出来るような気がしている。

 そういう意味からすれば、野川は非常に面白い場所だと思う。

川の中の飛び石から撮ると、野川を縦方向に撮ることになる。


川に沿ってこちらへ向かっての採餌ロングダイブなども撮れる。

両岸の民家を背景の絵なども可能だ。


大部直後の水中からの飛翔も岸からとでは異なる絵が撮れる。



水面近くにしゃがんでの撮影は、今までとは違うアングルでも撮れる。

ただ、居た!撮れた!ではなく、プロの写真家さん達が1カットのためにどれだけ事前のリサーチ、準備をしているかを思い浮かべつつ「大切に沢山シャッターを押す!」ことを心掛けようと思う。