いよいよ2020年の幕が開いた!本年もこのYAMASEMI WEB BLOGをどうぞご贔屓に!
野鳥の面白い生態中心に精一杯連日の更新に努力する覚悟だ。
さて、2020年ともなれば、メディア・マスコミを含め、内閣政府も東京都もオリンピックの事で朝から晩まで大騒ぎだろう。しかし一番人口の多い団塊世代は意外にも盛り上がらず、この世代からは「もっと他に大事なことが沢山あるだろう?」とか「日本は今そんなことにうつつを抜かしていて良いのだろうか?」などと憂える声が聴こえてくるのだが、如何だろう?
実は1964年東京オリンピックを経験した団塊世代は、今年の2020東京オリンピックが前回と大きく違う点をよーく知っているのだ。この項は改めて更新アップしようと思う。
で、まだ3週間は経っていない昨年12月に、半年ぶりに北九州~熊本県人吉市を訪問してきたが、その行きしな、ANAの共同運航便スターフライヤーSFJ075便で上空から撮った日本を年の初めの第1回目のブログのネタにさせていただくことにした。
理由ははっきりしている。この時のフライトで生まれて初めて富士山の噴火口を真上から撮ることが出来たので、その画像を年賀状のモチーフにしたからなのだ。なーんだ富士山の火口なんて私だって何度も観たよ!と言う方がいるかもしれないが、実際上飛行機が火口の真上を飛んでも、真下に在る火口を窓から見えない事はお判りだろう?少し火口から離れて飛ぶルートで初めて火口を見下ろせるのだが、当然その場合は斜め上からになり、真上からの画像は撮れない。
要は、火口部の真上で飛行機が傾き、客席の窓がオーバーハング状態で火口を真上から見下ろせて初めて真上からの画像が撮れるのだ。今回の機長は機内放送で特別のサービスで「15秒間だけ機を傾け右側の窓際の席の方が富士山火口を真上からご覧になれます。」とアナウンスしてくれた。この意味を分かった人は少なかったように思う。
筆者は一生に幾度もないチャンスと10カット程真上からの画像を撮れたが、それでもコンデジのカメラレンズの向きで上下さかさまにして撮らないと上手く撮れなかった。
そうして撮れた画像がこれだ。
下が南、上が北。実際の撮影は此の真逆で撮れている。
これをベースに作成した今年の年賀状のタイプAがコレ。
年賀状のモチーフに干支や野鳥の画像を使用する事に筆者自身、少し飽きてきたという理由もあるのかもしれない。平成から令和に替わった時くらいリフレッシュと言うか、再起動と言うか、何か変化があっても良いと思ったのだろう。
で、羽田から雲で覆われる広島上空辺りまでの画像の一部、意外な日本の空からの姿と進化したコンデジの威力の凄さをご紹介したいと思う。つくづくCanonのコンデジ凄さを思い知ったのも今回の空の旅だった。
勝手に題して「団塊世代の窓際コンデジフライト」
国際線がたくさん飛ぶ国際空港の向こうにこれほどのビル群が見える所も少ない。
レインボウブリッジ中心に都心部。東京タワーのなんと小さく見える事か。
スカイツリー方向もはっきりと見える。
今飛び立った羽田空港の全体像。海上滑走路は手前側で見えない。
横浜のベイブリッジの向こうに富士山が大きく見える。この後旋回して富士山の真上へ。
慣れ親しんだ我が母校広尾高校やデザインスタジオのある恵比寿界隈、従弟が副院長をやっている厚生中央病院などが見える。
昨年のラグビーワールドカップ開会式を行った調布の東京スタジアム、調布飛行場や普段週に一・二回走っている国分寺ハケ・野川沿いの緑地帯(上部の黒い部分)などが良く見える。
手前、八ヶ岳連峰、奥は蓼科山。
手前から南アルプス、中央アルプス、木曽御岳山、白山、初めてこれだけ見通せた、まさにパノラマ。
最大限ズームを伸ばせば岐阜城ですら見えるコンデジの凄さ。
最後に広島・三原エリアで雲の絨毯にカバーされ、団塊世代の窓際フライトの撮影大会は終了してしまった。
ご覧いただきありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします、是非御贔屓に!