2019年12月18日水曜日

阿蘇の外輪山で猛禽類のハンティング その1. Hunting of rapttors at outer ring mountain of Mt.Aso. Part1.

 今回、北九州空港小倉から入り、熊本駅でレンタカーを借り阿蘇の外輪山経由で南阿蘇・高森の休暇村に2泊目を過ごしたのは既報の通り。前夜氷点下5度を記録した阿蘇の火口原エリアは冷たい空気が外輪山の器の中にまだ残っている状況だった。

 そんな中、比較的猛禽類に数多く遭遇できるという外輪山を周回していてノスリに遭遇した。牧場の柵に留まって、幾度か短いフライトやダイブを繰り返し採餌を繰り返していた。

 ノスリは雑食なので、野ネズミや野ウサギ、大型の昆虫(オケラ・甲虫類など)を捕獲するが、ヤマセミなどのように真上から地上へダイブするよりいったんダイブして超低空を滑空するパターンが多いようだ。今回もダイブの最後のところでいきなり画面から消えて、窪地だったので尻切れトンボのような観察画像で申し訳ない。

 しかし、猛禽類の採餌シーンに遭遇するのはめったにないのでアップすることにした。勿論猛禽類専門に撮影をされている方々の画像とは根本的にレベルが違うが、偶然出遭えた生態の一部を記録するのはなかなか面白い。
 NHKの「ダーウィンが来た!」や「ワイルドライフ」の収録のように時間をかけて情報を集め事前準備して、何台ものカメラやスタッフの体勢で「撮るぞ!」というパターンと違うので「偶然とその瞬間の反射神経」だけで撮る我々レベルの撮影成果はこれで充分だと思っているが如何だろう?

阿蘇山の外輪山は一周110㎞(走破可能部)ほどになる。猛禽類が多く、コミミズク、ノスリ、ケアシノスリ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ハヤブサ、オオタカ、ハイタカ、トビなど、過去遭遇撮影したものは多い。

午後2時過ぎの牧場の柵にノスリを発見。

明らかに獲物を探していたので構えた瞬間だった!



いきなりダイブした。




この直後消えた!窪地だったのだろう。獲物は判らなかった。