2018年8月29日水曜日

夏はアゲハ蝶を追撮影して動体視力を磨く! Photographing the flying swallowtail butterfly and sharpen the moving eyesight !

 今日は鳥ではなく蝶の画像。珍しくちょう違いのブログだ。野鳥と航空機は飛んでいる時こそ美しい!という筆者の主張どおり、飛んでいる野鳥を撮影する訓練でセキレイ系の追い写しを先日ご紹介した所、栃木県の方から、他に何を追い写して練習されているのか?というメールを頂いた。

 そこで、過去において苦労して撮影した被写体にまずコウモリが居る。これは夏の夕方ひらひら出て来るアブラコウモリなど住宅街にも居る種類の事で、決して八重山コウモリの様に仔犬くらいの大きさで樹にぶら下がってこちらを見つめるタイプの事ではない。

 そうして、2番目にご紹介したのが今日のこの蝶だ。セセリチョウやシジミチョウ、モンシロチョウ程度の大きさだとAFが効きにくいので、今日の被写体の様にゆったり飛び回るカラスアゲハ系が良いだろう。アゲハ系でもアオスジアゲハだけは早いのでまずお勧めしない。

 普通に花を回って蜜を吸っている時が狙い目だが、2頭(蝶は1頭2頭と数える)で絡み合って飛ぶ際もゆっくり移動するので狙い目だ。今日はちょうどそういう時の画像。
 もうすぐ曼珠沙華の季節になるので、曼珠沙華を好むカラスアゲハ、クロアゲハの類が狙い目かもしれない。花に留まる蝶も良いが、こういう飛翔中の蝶も非常に魅力的な被写体だと思うが如何だろう?






ちょっと気を抜くとファインダーから外れてしまう、しかし追い歩く事だけは止めねばならない、非常に危険だ。蝶を追い写して転倒・滑落などして新聞ネタに成らぬよう・・・ご注意。

真黒な被写体だけに真昼間の光より、蝶に限った事では無いが朝晩の横からの光の方が効果的に撮れると思う。AFはもちろん空抜けの状態の方が良く訊くことはご存知の通りだ。