2018年6月7日木曜日

大物を咥えたアオサギを追跡してみた。 I chased the grey Heron flying with a big fish caught.

 球磨川流域であれば、何処ででも出遭うアオサギ。夏の暑い日などは人吉市中心部の中州で50羽ほどが集まって、年次集会のような事をやっていたりする。

 人吉駅の真上にある鷺山から降りて来て集団で採餌するのだろうか?しかし、アオサギやダイサギは鮎のようにすばしこい魚は捕らえられない。主にフナやカジカ、カマツカの類だろうか。時にはウナギやヘビも採餌しているシーンを見かける。

 しかし、球磨川のアオサギは熊本市内江津湖のアオサギのようには人慣れしておらず、採餌直後はある一定の距離で人から離れる。そこで望遠レンズの出番だ。

 何処でゲットした大物を飲み込むか、その様子を追いかけてみた。

一旦下流に飛んだが、きびすを返して上流へ戻ってきた。

やはり国内最大級のサギだから大きい。

飛翔中の姿もヤマセミよりは捉えやすかった。


逆光に成ると球磨川の水の青さが消えてしまう。

勝手知ったる場所なのか、水中の岩が見えるのか?迷わず降り立った。

こうしてみると、結構な大物だ。


目の前の水中岩の上で飲み込んだのでこういう絵が撮れた。

何故こんな傍まで来るのかと思ったら、毎朝球磨川土手をウォーキングしながらヤマセミを観察されている辻正彦医師と顔馴染みだったらしい。ヤマセミだけでなくアオサギも毎日遭遇する人の顔を認識し、危険ではないと判断すると近寄るようだ。この画像では辻先生とアオサギの距離は4mほどだが撮影している筆者との距離は20m以上離れている。