2018年8月23日木曜日

緊急投稿!甲子園の高校野球はとっくの昔に曲がり角!その2. Urgent posting! High school baseball in Koshien passed turning point already ! Part2.

 昨日のこのブログへのご意見がEメールで結構届いた。大クレームの嵐かと思いきや、オブジェクション!は全然なく、関西の方から非常に納得のいくご意見を頂き驚いてしまった。
 芦屋にお住いのAさん、甲子園浜で昔ウインド屋さんをやっていた80歳代の方Bさん。同じような内容だったので要旨をご紹介すると・・・。「大阪人は今ジェラシーで一杯なんだ。」という事らしい。

 大阪桐蔭が勝つのは判っていた。連覇するのも地元だし当然だと思っていた。しかしメディアもそれを判っていたので、それを褒めてくれない。あまりに当然なのでニュース性も意外性も話題性も無いから報道メリットも少なく、凄いと言ってくれない。

 一方で雪で練習時間も限られ、ピンチヒッターも出せない程の選手陣で頑張る金足農業は意外性、話題性を取れるからメディアは「賞賛の嵐」。
 大阪地元の高校野球ファンは賞賛の嵐が準優勝校へ行ってしまったので悔しくてしょうがない・・・。のが本音だそうだ。「まあ、大阪桐蔭は越境野球留学生ばかりで構成され過ぎて、高校野球の原点から外れてしまったから仕方がないと思っていた。」…という事だった。あまりに正直に思いを吐露されたので感激してしまった。公正で立派な御仁の考えに頭が下がった。
今年の決勝戦、この2校が戦ったのだ。皆どちらを応援するか誰が見ても判りそうなものだ。外人部隊で意図的に実質2チーム居る様な大阪桐蔭とピンチヒッターも出せない金足農業。これでフェアだろうか?

 実はこのブログで昨日の続きを書く際に、ヤマセミの取材・撮影で良く行く熊本県の高校野球代表校の話で数年前呆れてしまった事を想い出した。八代市の秀岳館高校の件だ。それを書こうと思ったのだがメールを頂き、心有る大阪の方の的を得た本音に、もうこの件をあまり深く掘り下げてもしょうがないなーと思った次第。

 2016年8月15日のネット上の過去・報道記事から・・・。
「秀岳館(熊本)は4強入りした今センバツに続いての出場だ。指揮を執る鍛治舎巧監督(65)は「枚方ボーイズ」(大阪)で何度も日本一を達成した実績の持ち主。ベンチ入りメンバーの大半はその枚方ボーイズ出身で、センバツに続いて今回もメンバー18人の中に熊本出身者はひとりもいない・・・」

 これだけで筆者が何を言いたいのかお判りだろう?

 秀岳館が甲子園に行った際、この秀岳館高校のある八代にたまたま行っていて、昔の太田郷小学校の同級生に「応援せんと?」と訊いたら「シンジョー君!熊本出身者が一人もおらんとに、だぁーが応援すっと?」と言われ眼が点に成ったのをはっきりと覚えている。
 これが高校野球の理念を失ったチームへの全国の一般国民の正しい反応だと思う。
 個人的には甲子園を目指せる高校は地元中学校出身者で構成されたチームしか認めないくらいの厳しいルールで行うべきだと思っている。
 今回の大阪桐蔭が全部地元大阪地区の中学卒業生だけで構成されていたらどうだろうか?その方が手に汗握って面白いのではないだろうか?

 話を2年前の秀岳館へ戻そう。

 この2016年は熊本地震があった年だ。この地震の騒ぎで鍛治舎巧監督が引っ張ってきた大阪からの越境外人部隊は、親御さんも心配したのかその中核含め一部のメンバーが大阪へ逃げ帰ってしまったという話を聴いた。
 相当長い事余震が続いたうえ、「よそ者」にたいしてつらく当たる県民性、排他的な郷土性があの震災直後の混乱時のモロモロの事件で感受性の高い高校生には相当辛かったのだだろう事は想像に難くない。

 これは、小学校6年生で北九州の小倉から八代の大田郷小学校に転校してきた筆者が体験しているので一番良く判る。よそ者いじめは昔は相当なものだった。今もそう変わらないだろう。

 しかし、この外人部隊が去った2018年の今年、秀岳館はどうなったと思う?地方予選3回戦でコールド負けなのだ。如何にこの外人越境部隊が引き上げてしまった後に残した影響がひどいかお判りだろう?筆者が高野連を非難するのはこういう事実を観て見ぬふりをする体質だからだ。
 同時に鍛治舎巧監督、相手チームのサイン盗ませ、注意を受けるなど疑惑の監督と言われた御仁、勝つためには何でも有り!方式の野球で果たして高校野球の理念が守られるのだろうか?
 正々堂々、フェアに!って攻守交代の際、全力で走る事だけでは無かろう?高校生だもの、イチローだってやっているルーティンのポーズ位許してあげれば?そんな細かい事を偉そうに注意し止めさせるより、高野連としてもっとやるべき大きな問題があるのではないだろうか?
 野球を報じてお金を稼いでいるメディアもモットまともな報道をすべきだろう?
 未だ悪しき越境入学の癖が抜けていない秀岳館、しかし3回戦コールド負けは恥ずかしい限りだろう?野球で名を上げたかった秀岳館学校経営者は今何を思う?

 しかし、筆者はこれら全ての原点は日本の少年野球30年来の発展環境にあると思っている。大手広告代理店時代「世界少年野球」などの運営その他で王貞治さんや関係者にお逢いし、日本の野球に関して色々教わり学んだ。一部の方から関西の少年リーグの件を聞いた事を覚えている。これは王貞治さんからお聞きしたのではなく、コテコテの関西の方からだったように記憶している。

 「長い事南海ホークスの監督を務め、退任後も球界のドンと言われた鶴岡一人氏(あの大沢監督よりも前に親分と言われた人)の主導で関西ボーイズリーグが本部を大阪球場に置いて組織された。
大親分の音頭で造った組織なので、その人脈から多くの関西チームが参加、ここに「中学生球児量産シンジケート」が誕生したという訳だ。

 量産されもの凄い勢いで発展拡大する中で、関西の有力校のスカウトからこぼれた子供達が地方に流れ出しのが、越境野球留学、大阪を含む近畿圏から地方への選手流出の始まりという事だ。


 それに加え、あわよくば将来の有名選手、王、長嶋に続く野球ヒーローに我が子を育てたい、野球漫画ドカベン、阪神のセ・リーグ優勝、バースの勢いなど野球で夢見る親バカも精一杯このブームの後押しをしたのは間違いない。

 その後甲子園に出てメディアで有名になる事が学校経営上、応募者数増大、寄付金募集上有利であることに気付いたのが学校ビジネス経営者達。この動きが始まった途端、地元で目立つレベルだったボーイズリーグの有力選手を関西の学校中心にスカウトするようになった。高校野球に突然PL学園などが出て来た頃だろう。


 選手側(の親)も甲子園に出る近道ならと、積極的に地方の野球で有名になりたい高校にこぞって越境野球留学するようになったという事だ。
 監督たちも名声を上げ有名になりたいが為、己のエゴで有力選手を引っ張り回し、野球サーカス団の如く求めてくれる所へ遠征集団移住したのだ。これが鍛治舎巧監督が枚方ボーイズを率いて熊本へ都落ちした実例の一つで、今に至るまでこの悪しき流れは何一つ改善されていない様に見える。

 無邪気で野球好きな子供達に罪はない。しかし思春期に一番重要な教育という事より監督の名声、学校の名声、バカ親達の「夢」のために子供の人生をコントロールしてしまって良いモノだろうか?
 高野連はこういう点に関してどう考えているのか是非知りたい・・・と書きたいが、筆者としてはどうでも良い。何も考えていない事は火を見るより明らかだから。

 日本の野球界の現状は日大アメフト部の問題、日本相撲協会の問題、バスケット協会の問題、最近の日本のスポーツ界における全ての根源にある問題が実は一番多く眠っている場所だと思っている。

 日本のプロ野球界を飛び出てMLBへの門戸を開いた開拓者・野茂英雄氏、それに続いて飛び出て行ったイチロー、松井秀樹、数多のピッチャー、最近では大谷翔平選手。彼らは日本のプロ野球選手達がほぼ全員首から下げている数珠玉みたいな厭らしい品の無い首輪、誰一人付けていないだろう?

 それだけ日本の野球界って高校野球含めて「変」な所なのだと思う。この項は続けるかどうかまだ不明。

2018年8月22日水曜日

緊急投稿!甲子園の高校野球はとっくの昔に曲がり角! Urgent posting! High school baseball in Koshien passed turning point already !

 昨日の2018年全国高校野球決勝戦、秋田の金足農業Vs大阪桐蔭の試合は当初から見る気がしなかった。終了後、この今年の高校野球に関する意見交換・仲間とのやり取りは深夜まで及んだ。(Facebook 、Eメール、ショートメール、音声通話)
 それだけ決勝戦のおぜん立ては劇的だったし、色々な問題が表面化した意味では100回記念というのは良い機会だったと思う。

 野球狂を自認する仲間もいれば、大学時代のサッカー部メンバー、社会人に成ってのアイスホッケー仲間もいる、ウインドサーフィン仲間もいるしその殆どがわりに激しいスポーツをやってきた仲間だ。勿論スポーツを全然しない者も居れば、関西出身者も半分以上で価値観・生活常識も違うといった決して偏った仲間内の話ではなかった。

 勿論、年齢的には全て60歳以上の団塊世代に近いメンバーだ。

 これらの話を終えて(まだこの先続くとは思うが・・・)筆者思うに、既に現在の高校野球は酷いものになってしまった、メチャクチャだという事。
 野球そのものは決して嫌いではない。ボールゲームとしてその存在はれっきとして日本のスポーツ娯楽文化の王者だと思う。観客動員数を視れば一目瞭然だろう。2017年の年間観客動員数プロ野球25,139,463人に対し、これだけスポーツ番組で番組冒頭に取り上げられているJリーグですら年間観客動員はプロ野球の25%にも満たない5,778,178人なのだ。
プロ野球2017年観客動員数

Jリーグ2017年観客動員数

 しかし、筆者も小学校時代やっていた野球は好きだが、あくまでボールゲームであってハードなサッカーやラグビー、バスケット、テニスとは違うものだ、あくまでゲームなのだ。
 野球とサッカーを比べるのはあまり意味が無いとは思うが、両方を自分でやった筆者の経験からすると、大学時代面白い話がある。

 横浜国大時代、筆者は4年間サッカー部でフォワード、1971年和歌山国体の神奈川県代表権を取った(国体自体は県大会で同点優勝だった当時の全日本社会人リーグの東芝・川崎が出場した)レベルだった。
 
 このサッカー部所属時代、横浜国大の校内スポーツ大会が実施され、野球部Vsサッカー部の野球大会、同じく野球部Vsサッカー部のサッカー大会が行われた。これは教育学部の体育専攻科の学術的実験大会だったが、面白い結果が出た。各試合後心拍数や血圧、呼吸数もメンバー全員が計測された。

 試合の結果の方に眼を向けよう

 まず野球の試合は7回までカーブ、シュート(当時はそういう球種しか無かった)を多用され、サッカー部は一点も上げられなかったが、学習能力のお陰、高校まで野球をやっていた者もいたのでサッカー部零敗ではなく11対3で野球部が勝った。偶然今回高校野球決勝のスコアに近いのだが、全く雲泥の差ではなかった。

 次にサッカーの試合に成った。結果はとんでもない事になった。前半を終えた時点で何と野球部がギブアップしたのだ。前半の点差は16対0。後半ギブアップしたのは点差が理由ではなかった。もう体が動かない、全く走れない!という理由だった。
 考えてみれば前後半90分間フルに走り回るサッカーと、味方が攻撃する際はバッター以外ベンチに座っている野球とは、スポーツとしてその本質が違いすぎたのだ。だから野球はあくまでベースボール・ゲームなのだ。

 そういう経験値からすると、今回の同じ高校野球の豊富な投手陣や優秀な控えメンバーのいる大阪桐蔭と、まともに戦えるレベルが9人しかいなくピンチヒッターすら出せない金足農業のチームの在り方のあまりの差が気になったのだ。

 サッカーで言えば金足農業がハーフタイムが終わって後半キックオフでピッチに立ったら、相手チームの大阪桐蔭が全部元気なメンバーに入れ替わっているに等しいだろう?野球の場合サッカーと異なってベンチ入りのメンバー全員を使う事が出来るので有り得ることだ。

 これに関しては団塊世代に限らずこの高校野球の報道に接した多くの国民がこのチームの差が何で生まれるの?有り得るの?と思った事だろう。

今年の高校野球印象アンケート
 https://news.yahoo.co.jp/polls/sports/36083/result

如何に秋田の公立高校が世の中の感動を呼んだか良く判る。

 これは単なる日本人の気質「判官びいき」だけが理由ではない。もう少し深い理由が幾つかある事が判っている。一番の???は各都道府県代表の高校が集まって日本一を競うはずなのに、メンバーの中にその都道府県=地元出身者がごく少数しかいない高校が優勝してしまう今の高校野球はそれで良いのか?本来の開催理念に合っているのか?という事だろう。詳細は次回。

 メディアの狂ったような偏向報道、SNSの似非情報の洪水、またそれらを鵜呑みにしたSNS投稿の嵐が原因の一つでもあるだろう。

 杜撰でいい加減な高野連の首脳部に対する各種の不満もあるだろうし、高校野球そのものの理念が随分前から何処かへ行ってしまっている事に対する不満もある様だ。次回はその辺りを少し突っ込んでみたい。

2018年8月21日火曜日

珍しい山奥、静水でヤマセミのダイブ・シークエンス。 Crested kingfisher's rare dive sequence at deep mountain and still water.

 この3日間一旦気温が下がって、早朝セミの声が全く聞こえなかった関東・武蔵野だったが、今朝は湿度も戻ったのだろう朝6時からミンミンゼミの大合唱が聴こえる。

 日本三大急流の球磨川水系でのヤマセミの生態をご紹介し続けているこのブログだが、たった一度山奥の流れていない遊水地でのヤマセミのダイブに遭遇したのでご紹介。

 水は流れていないので透明度は殆ど無く、緑色をしていたのでプランクトンが豊富なのだろう。良くある溜池に近い場所だ。従ってこのダイブはクチバシも開いていないし、採餌ではなく単なる身繕いの為の水浴びと思われた。ダイブの後羽繕いなどに15分程度時間を掛けていたので、間違いのない所だろう。
 
見慣れた人吉のヤマセミに比較してはあまりに距離の短いダイブだ。

ダイブ中の1カットを見てもくちばしを開いていない。

如何に球磨川や川辺川の水が綺麗か良く判る。




この後、ダイブに向かった枝に戻り身繕いを念入りに15分!

2018年8月20日月曜日

常時二羽で行動する山奥のヤマセミつがい。 Crested kingfisher living in a deep mountain act together any time.

 2010年から今年2018年までの8年間、球磨川流域人吉市エリアのヤマセミつがいを通年で観察していて、年中彼らは一緒に行動しているという画像データその他が得られている。

 繁殖期を過ぎるとヤマセミは単独行動に入るという今までの通説(図鑑や文献)は球磨川エリアにおいては「違う」という事の様だ。生息する地域が違えばその生態も違う事が多いので、特に生息数の少ない野生生物に関しては決して「決めつけ」をしてはならないと思う。

 つい先日湘南の鎌倉由比ガ浜海岸・坂の下に打ちあがったシロナガスクジラの子供(それでも10mあったという)の死骸なども海洋生物学者に言わせると今までの常識では有り得ない事だったらしい。

 人間だって、住むエリアでその生活感、価値観・生活ルール、一般常識・通用言語(=方言)がちがうくらいだもの。遠隔地の同族とのコミュニケーションツール(郵便や携帯端末)を持たない野生動物の生態が地域によって多少違っていても別に驚くにはあたらない。

 北海道に居るヒグマだって、もともとはシロクマと言われるホッキョクグマと同族だったという事だ。元々は白かった体毛が雪の少ないシベリアや北海道へ南下して生活環境でグレーや黒になったのだろう。

 今日のブログは鹿児島県南部の山奥で生息しているヤマセミのつがいが一緒に行動し、同期したかのように揃って動く様をご紹介。
お互い鳴きながらこちらに接近してきた。

オスが先導してメスが後に続く。

上昇体勢に入ったつがい。

微妙に後先に成りながら枝を目指す・・。





少し角度を変えての撮影。もう慣れてきた3日目なので移動しても警戒されなくなっている。

2018年8月19日日曜日

団塊世代はこの夏セミを手づかみで研究した。その2. The Baby-boomer observated cicada this summer with direct catch by bare hand. Part 2.

「『ソウルの女王』アレサ・フランクリンさん死んじゃったね?」というメールを幼馴染にしたら「えっ?韓国って王室あったんだ、知らなかった」というマジな返信が来た。もうボケが始まったのだろうか。笑えなかった。セミの鳴き声がぱたりと止んで、急に訪れた秋風と共に気が滅入ってしまった。

 昨日の蝉のブログに野鳥以上の反応があったが、嬉しさもちょっと微妙。4日前立川のIKEAへ行く800mの街路樹で4匹も手掴み出来た。全て都会の樹木に多いアブラゼミ。関東では一番数が多くうるさい。

もうすぐ羽化するアブラゼミの幼虫、やはり黒っぽい似たような色の樹にへばりついていた。
基本的にアブラゼミも夜間羽化し、翌朝飛び立って行く。


 一方で武蔵野の住宅街ではコンクリの電柱でもミンミンゼミが鳴いている。同じ関東エリアでもアブラゼミが多い場所とミンミンゼミが多い場所があって、なおかつその年の傾向も微妙に違う。
 これは我が家の西側が国際基督教大学の敷地に隣接していて、夏中朝から晩まで蝉が鳴き続けているから判るのだ。

で、次はミンミンゼミ!



これらの画像で判る通り、羽根が茶色で黒っぽいアブラゼミは木の幹が黒っぽい樹に留まり、羽根が透明のミンミンゼミは白っぽい木肌の樹木に留まるような気がするが、どうなんだろう?

 関東エリアではこのミンミンゼミが一番大きいのだが、九州から北上中のクマゼミがとうとう立川で鳴いているのに出くわした。IKEAの入り口そばの樹でアブラゼミと混声合唱やっていた。

 此のクマゼミの北上に地球温暖化やヒートアイランド現象を上げているが、もしそうなら他の生物も一様に北上しなければならないはず。一概にはそれが原因とは思えない。
 
 むしろ、大きな植栽・木の根に幼虫が埋まったまま関東近辺の開発地区へ移植され、地上に出たら元の場所じゃなかったというのがクマゼミの北上原因のような気がしている。つまり大型のショッピングセンターやアウトレット、イケアやコストコなどの関東近辺の大型店の増加に伴い南の方から植栽が運ばれた結果のような気がしている。

夏の終わりはツクツクホウシ。手掴み難易度は結構高い。


 この手掴み難易度って勝手に自分で言っていたのだが、調べたら嬉しくなるようなもっとすごいサイトがあったのでご紹介。

 とうとう今年はヒグラシを手掴み出来なかったが、来年はまずヒグラシを狙ってみようと思う。

 団塊世代も反射神経がどんどん鈍くなり、生活上も物事に対する反応が遅くなるだろう。
 これを少しでも食い止めるには、自然界の生き物に接する機会を増やすことが一番効果があると信じている。
変わったセミだと思ったら玉虫だった。

飛び去る前に手にしてみたが、甲虫という感触はやはり少しセミとは違い充実感があったように思う。セミに限らず、玉虫のような毒のある危険な生物でなければ、どんどん探して触る事をお薦めしたい。

2018年8月18日土曜日

団塊世代はこの夏セミを手づかみで研究した。 The Baby-boomer observated cicada this summer with direct catch by bare hand.

 昨日からいきなり最高・最低気温が10度も下がり、湿度も急降下したせいか、早朝犬の散歩時に蝉が全く鳴いていない事に気が付いた。
 前日までの短パンにランニングシャツといういで立ちから、長そでにジャージのトレーニングパンツというスタイルに成った。
 70年近く生きて来て、季節の変わり目がこんなにはっきりする瞬間を体験するのも珍しい。

 テレビのニュースでも、北海道の大雪山系黒岳ロープウェイで初冠雪を観測したという。山麓からは雲で積雪は確認できなかったが山小屋を経営するりんゆう観光の提供画像で確認。1974年(昭和49年)以来の観測記録では2002年8月21日夕方の降雪記録を更新、最も早い記録。例年は9月中旬~下旬との事。昨年からは49日も早い。
大雪山系黒岳ロープウエイ附近の降雪画像。

 夏の終わりに鳴くツクツクホウシすら一匹も鳴いていない。30日以上昼夜を問わない蝉時雨のなかで生活してきた事を考えると、あまりの変化に驚くばかりだ。
 
 今日のテーマは「蝉=せみ」

 実はこの蝉の声が外国人は聴こえないという。生き物の声とは認識できず右脳で「雑音」として処理されてしまうというのだ。この手の論文は幾つもある様だ。一


 今年春先に、あるイギリス人に「春ゼミ=松ゼミ」という非常に小さい蝉の声を聴かせたら全く判らなかった。
 この松ゼミは小指の先ほどの極小サイズの蝉で樹木の梢に近い所で鳴き、ホタルの光の様に集団全体が同期して波打つように鳴くのだが、彼には全く聴こえないらしく30分聴いたにもかかわらず、とうとう判らなかった。

 クマゼミとアブラゼミが一緒に生息しているエリア地方では、一番うるさいクマゼミが朝から昼までの午前中、アブラゼミが昼頃から夕方までと鳴き分けをしているという。しかし、夜暗くなると鳴き声はピタッと止むそうだ。まあふつうはそれが一般的だろう。夜鳴くのは蛙だ。
 しかし、筆者の住んでいる武蔵野では曇りの日など、都心の灯りが雲に反射して、真夜中でも満月の夜のように明るい為、夜どうし蝉が鳴き止まずうるさい事極まりない。これにカラスの集団の鳴き声が加わるととんでもない事になる。
 網戸で外気を入れて夜を過ごすなど、とても考えられないのが武蔵野の夏なのだ。

 で、この夏は小さい時からの特技「蝉の素手捕り」で、いくつかの蝉を捕まえ、久しぶりに蝉と戯れてみた。この蝉の素手捕りは少し訓練と経験を要する。幼少期に田舎で育ち野山で散々遊ばねばまず難しいと思う。という事で今日はヤマセミではなく、ただのセミ。

 4年前から体力保持。老化防止のため週に3日ほど夕方8~10kmラン二ングをしているが、真夏もそれを続けている。気温が32度を下回ると頭から水をかぶり走り出し、被った水が蒸発する気化熱で体温を下げ体調管理をしながら続けている。理にかなっているか否かは不明だが、今までそれで快調に走れたし、気分が悪くなったことなど一度も無いのでこれで良いと思っている。家に戻ってシャワーを浴びれば、すぐにパソコン作業が出来るのでダメージや疲労感は残らない。
夕方でもまだ32℃在ると他のランナーはあまり居ない、これも慣れ。

ランニングの途中でも乾けば水を頭からかぶる、河童と一緒か?

 夕方とはいえ、まだ陽は高く当然蝉は大合唱の真っ最中。その日の夜間に羽化する幼虫も土の中から出て来る。鳴きながら留まっている蝉はなかなか捕りにくいが、鳴き休み中のオスや鳴かないメスは捕まえやすい。捕まえてうるさく鳴くのがオス、捕まえても鳴かないのがメス。セミは単純だ。

 真夏、武蔵野の野川沿いを走っていると夏休み中の子供がいるので、この素手捕りした蝉をあげる。大喜びの子供たちに「走るセミ爺」と言われて4年目。しかし子供達の育ち大きくなる速さに驚くばかりだ。

 この蝉を走りながら樹木に留まっているのを目視で探すのは視力の訓練。声で場所を突き止めるのも聴力の訓練。野鳥観察・撮影の為の最高のトレーニングだ。

 この夏、素手捕りした蝉と、アブラゼミと思われる羽化前の幼虫(=セミの抜け殻の中身のあるやつ)をご紹介しよう。
夏のはじめはニイニイゼミ。小さいがこれは結構難しい。

アブラゼミの幼虫、数時間後には羽化。

アブラゼミは関東では一番多い蝉。明日はこのほかこの夏手掴みで捕ったセミのご紹介。

2018年8月17日金曜日

この時期のカワセミ交尾は2度目、3度目の繁殖のようだ。 This time kingfisher mating seems to be the second and third breeding.

 真夏のこの時期にカワセミの交尾!まさかこの春生まれた若鳥だとは思わぬが、時期的に他の野鳥とは違う滅多に観られない時期の交尾。
 それも、求愛給餌をした直後そのまま交尾という早業!

 この時期台風その他で川が増水する事も多く、真夏の繁殖はどうなのだろう?熊本の江津湖で6年以上前カワセミの幼鳥教育を10月に観察した事があるので、その時は3番子だろうという話だったが・・・。

 ヤマセミの2番子というのは見た事も聞いた事も無いが、カワセミは結構多い様だ。その割に数が増えないのは自然淘汰が激しいのだろうか?








もっとアップで撮影したかったが、川の対岸だからこそ警戒心無く自然体だったのだろうと推察。