二度目の大寒波の朝、メジロが住宅街での呼び寄せの柑橘類などではなく自然な樹木の木の芽の根元に着くアブラムシのようなモノを盛んに採餌しているのに遭遇した。
何だろう?動物(虫)なのか植物なのか判らないが、何やら柔らかいものの様だった。
毎朝6時半からの愛犬散歩で住宅街の野鳥を撮影すると、我が愛犬ペロはジーッと座って待つようになった。同時に空を見上げて野鳥を見るようになった。
野鳥の動きを注視する犬って、あまりいないんじゃないだろうか?ヒヨドリと異種間コミュニケーションしたりもする。
二度目の大寒波の朝、メジロが住宅街での呼び寄せの柑橘類などではなく自然な樹木の木の芽の根元に着くアブラムシのようなモノを盛んに採餌しているのに遭遇した。
何だろう?動物(虫)なのか植物なのか判らないが、何やら柔らかいものの様だった。
毎朝6時半からの愛犬散歩で住宅街の野鳥を撮影すると、我が愛犬ペロはジーッと座って待つようになった。同時に空を見上げて野鳥を見るようになった。
野鳥の動きを注視する犬って、あまりいないんじゃないだろうか?ヒヨドリと異種間コミュニケーションしたりもする。
八代市での写真展話はいったん休憩。17日間留守にした首都東京の不忍池を久しぶりに30分徘徊。すっかり岸沿いの枯葦が除去され奇麗な空を写した水面が広がっていた。
相変わらず写真の裏手に当たる上野公園側の池はカワウのコロニーが存在し、立木は真っ白な糞で塗装され、まるで何処かの百貨店のウインドウディスプレーの様になっていた。
木の小枝を咥えたカワウが上空を行きかっているので、早くも繁殖が始まったのだろうか?
そんな中、この枯葦が刈り取られた水域でカワセミが採餌に勤しんでいるのに遭遇。逆光だったが、何とかその生態だけは収録できた。
今回の写真展期間中、幾度か目の前の八代駅から肥薩おれんじ鉄道の日奈久駅(現・日奈久温泉駅)へ鉄道移動した。この肥薩おれんじ鉄道は旧国鉄⇒JR鹿児島本線を経て、九州新幹線部分開業時(2002年10月31日)以来~現在第三セクターで営業しているものだ。
筆者が鉄道の話をし始めると長くなる。
休業中のJR肥薩線のような全国でもトップクラスの大赤字線ではないが、経営状態は低空飛行の様だ。しかし乗った時間にもよるが通学の高校生らしき諸君も多数利用していて、地元民が乗りもしないのに復活・復興を叫ぶ肥薩線とはずいぶん状況が違う様だ。時間によっては席の殆どが埋まっていた。
筆者は八代で生活していた1960年10月~62年3月の間、それに単身東京へ出た後も夏休みなどに帰省した際、釣りや海水浴で当時の鹿児島本線に乗って阿久根、日奈久、肥後二見へ移動した。
もちろん八代ー東京間は特急はやぶさ、急行霧島などで10回以上往復している。最後のハヤブサは2003年(浜松ー熊本間乗車)の事だった。
鉄道の話になるとブログ何百回分以上分にもなるネタが在るが、このブログはあくまでヤマセミを中心とした野鳥ブログがスタートなので「撮り鉄」のような非常識でマナーの悪い連中の仲間とみられたくないから、抑えめにしておきたい。
で、今回その懐かしの八代駅前や鹿児島本線/肥薩おれんじ鉄道の移り変わりに関するコンデジ画像などをご紹介してみたい。
今日のブログは非常に個人的なものになってしまい申し訳ないが、今回写真展自体が「個展」だし、振り返ってのブログも非常に個人的な内容になってしまう事をお許し願いたい。
筆者が八代市の太田郷小学校を卒業して隣の八代二中に入った昭和36年、つまり1961年はジョン・F・ケネディが米国大統領になった年。そのほかガガーリンが世界で最初の宇宙飛行を行い、ベルリンの壁が出来た年。米原潜ノーチラス号が北極の氷(50~80㎝厚しかない)を突き破って北極点に浮上したりもしている。
その八代二中時代のクラスメートに25年振りくらいで再々会できたのも、この珈琲店ミックさんでの写真展のお陰。
1955~60年の北九州小倉市時代、当時の福岡学芸大学附属小倉小学校時代のクラスメートには、今回八代から帰京する際も小倉に立ち寄ってお茶会を開催し三名と逢ったが、2001年以降5~6回はクラス会を開催(東京・小倉)して交流できている。
しかし、八代のクラスメートにはそうなかなか逢えるものではない。八代二中の同期同士(著名政治家の秘書と日本航空のCA)で結婚し、現在は地元で花屋を営んでいる親友には八代に泊まる際は必ず会って食事をするが、それ以外のクラスメート・旧友とはそう簡単には会えなかった。
それが、やはり今回写真展のPR⇒告知の威力(すべて企画・運営ディレクターの笠井麻衣さんのお陰)だろうか?数多くの友が珈琲店ミックさんへ来てくれて、再会を喜び合えたのは予期せぬ喜びだった。
特に「彦一最中」で有名な彦一本舗の飯田哲氏は、今までも色々なご縁で繋がっていて振り返ってみると、今回も顔の広い彼のお陰で多くの旧友と再会できた。
2002年の全国菓子博覧会くまもとで彼が重職を務めた際、運営方の広告代理店社員でありながら、名誉総裁の三笠宮家の寛仁親王殿下の命で招待参加した際の再会など、比較的交流のチャンスは多かった。
振り返ってみると、2001~2年頃中一の12~3歳頃以来38年振りの再会から始まって、今回さらにその後23年ほど経っての再々会は大きな感動を覚えた。
「写真」というものの効果はこういった経年変化を色々な意味で確認できる面白いものだと思う。
熊本県八代市の駅前に在る老舗珈琲店ミックさんにおいて、筆者の野鳥写真展「八代市の野鳥」が開催された件での事前プレスリリース発送とその成果に関して二日前2月15日付のこのブログでレポートした通りだ。多くの方にアクセス頂き感謝に堪えない。
今日は、写真展開催に伴う17日間にわたる九州ツアーのエクスペンス、つまり実施関連費用について述べてみたい。
過去において、九州に住んでいた小学校1年生二学期~中学1年生の終わりまでの期間を除いて、熊本県内に長期滞在したのは21世紀に入って三回ある。いずれも人吉市でヤマセミの生態を観察するための滞在。
① 2014年 5月10日~6月3日 ヤマセミの繁殖観察 三羽巣立ち収録 航空機+レンタカー
② 2017年 5月13日~5月28日 ヤマセミの幼鳥教育5羽 観察収録 東京から車で遠征
③ 2018年 5月4日~5月27日 ヤマセミの繁殖観察 繁殖失敗 東京から車で遠征
今回の17日間の九州滞在は②の15日間を抜いて3番目に長い滞在となった。
過去4回共にいずれも年金生活者となってからの長期旅なので、無駄な費用支出は避けているが、今までのヤマセミ生態観察とは違い、写真撮影がメインではないのでその支出内容も随分違った。
特に車で東京から人吉を往復した2017年と2018年は費用も35万円ほど掛かっており、ヨーロッパやハワイに行くのに等しいコストが掛かっている。
それに比べ、今回これらを総合して計算した結果、
① 交通費 23,460円 (東京羽田ー熊本空港、北九州‐羽田=マイレージ無料)以外の交通費
② 宿泊費 100,400円 1/28~2/11 球磨川旅館、2/12 小倉リーガロイヤルH 計16泊
③ 食費 33,470円 主な主食費 殆ど珈琲店ミックで
④ その他 21,560円 晩白柚発送費、その他間食費
計 約180,000円
これらもあって概ね過去のヤマセミ観察出張費の半分で済んでいる。
今回は基本的に「写真展会場に居る(=在廊)」がメインなので、八代でのレンタカーは会場の珈琲店ミックさんの定休日を挟んだ2月4日12:00~6日12:00返却の実質2日間だけだった。しかも折からの寒波襲来大雪の影響で、泊るはずだった人吉市は3時間の滞在で大雪の為中止の判断をし、トンボ返りしたため実質1日借用だけで半額で済んだ。
人吉へは入ったものの、降る雪の凄さを見て九州道の閉鎖は数時間以内に確実と判断、とんぼ返りしたのは我ながら賢明だった。2月4日夕方八代に戻って数時間後から案の定九州道は通行止め(八代ーえびの間)となり、4月6日の午前中まで足掛け3日間閉鎖が続いた。
この判断で、逆に4月5日の降雪日(会場定休日)には八代平野で雪の中の野鳥観察撮影が出来た。マナヅル、タヒバリの飛翔など。
写真展会場詰めとはいうものの、カウンターの定位置で座りっぱなしという生活は幼少期から「多動性自閉症」と言われて「落ち着きがない、ジッとしていない」性格そのままに長続きはせず、昼間時々カメラを提げて歩いて5分の球磨川土手を徘徊した。
時には八代野鳥愛好会の高野博士の車に便乗して、広大な干拓地で探鳥ツアーを一緒に行った。
こうした探鳥の成果は、珍しいヒシクイ、アカガシラサギ(いずれも筆者初見)、トモエガモ1万羽以上の群れ、ハイイロチュウヒのオス、マナヅル親子3羽(いずれも筆者八代市では初見)との遭遇として表れている。いずれも画像はこのブログで既報の通り。
今回は大変お世話になった主催の珈琲店ミックさんで朝昼晩三食を摂るつもりだったが、いろいろ昔の小中学校時代のクラスメートや知人との会食も設定され7割程度しか達成できなかった。
それでも、毎朝のモーニングセット(珈琲、厚焼きトースト、目玉焼き卵、ミニサラダ=¥825)は12日間欠かさなかった。ランチも「お昼ご飯セット」を摂る事が多く、名物のカツカレーやビーフカレー、冬季だけのニシン蕎麦(京都のよりずーっと美味しい)で楽しむ日も多かった。
今年2025年1月30日(木)から2月11日(火曜・祝日)まで熊本県八代市の駅前に在る老舗珈琲店ミックさんにおいて、筆者の野鳥写真展「八代市の野鳥」が開催された。
これはJAZZをベースとした珈琲店ミックさんの主催による写真展で、昨年2024年8月二期に渡り八代市で行われた「ふるさと・やつしろ『わたしと野鳥』写真展」へ出展させて頂いた100点余りの作品の中で特に評判の良かった作品30点ほどを改めてご紹介するもの。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20250205/movie/5000024438_20250205184054.html?movie=false
昨年の「ふるさと・やつしろ『わたしと野鳥』写真展」の出展作品は、その後八代市内のクラブメックス2Fのフリーブなどでも巡回開催され、八代市の野鳥関係の活動が非常に活発であることを裏付けている。
筆者は、事前に珈琲店ミックさんの実質的企画ディレクターの笠井麻衣さん(珈琲店ミック出水マスターの愛娘)に教わった過去の展示会の実績に基き、九州圏内の各メディアにプレスリリースを制作・発送した。
その発送先は以下の通り。
多くのメディアの方に告知頂いた八代駅前の老舗珈琲店ミックさんでの「八代市の野鳥」展、いよいよ今日を入れて残り2日となった。
遠くは北九州から、福岡市から、人吉市内、熊本市内、芦北町から数多くの方にお出で頂き感謝に耐えない出展者の筆者だが、今日はなんと地元八代市のFMやつしろに呼ばれてゲスト出演となった。これは中学時代のクラスメート「彦一本舗」の飯田哲君の「命令(笑)」によるもの。 彼には二中時代、色々助けてもらったので、今でも頭が上がらない。
期間中、ファミリーで来られる方が多く、お昼の時間帯は満席になることが多かった。
会場となっている珈琲店ミックさんは思いのほか大きな会場で、珈琲店、喫茶店としては器が大きい方だろう。
終了後、メディア露出、来場者数カウントを精査し、マーケティングデータをご紹介しようと思うが、思いのほかの反響で驚いている。
一般のギャラリーとは違い飲食ができる場所なので、チラ見で帰る方は誰一人いないため野鳥の説明、写真説明をリクエストされる方が多く、筆者在廊の意味は大きかった。
しかし、お客様の少ない時間を観て1~2時間車に便乗して市内各所の野鳥ポイントに脱出し八代市の野鳥の「生の姿」を撮影出来たのは嬉しかった。
特に初めて出遭った野鳥も多く、特記すべき種として、ヒシクイ、マナヅル(八代では初見)、アカガシラサギ(朝の散歩で偶然発見)、ハイイロチュウヒのオス、トモエガモの1万羽を超す大群。
ぶらり出ただけでこういった希少種(国内では)に出遭えただけでもラッキーだった。