2023年8月14日月曜日

霧ヶ峰高原が日本屈指の山岳景勝地であることをご存知ですか? Do you know that Kirigamine high-land is one of Japan's most spectacular place of mountain views?

  富士山じゃないが、弾丸1泊避暑ツアーで霧ケ峰・八島湿原へ行ったことはこのブログでもご紹介済みだ。

 もったいぶるわけではないが、今が盛りのノビタキなどの夏鳥・野鳥の子育てシーンの画像精査を続けている間、霧ケ峰エリアのもう一つの特徴、360度展望で日本の有数な山々を見る事ができる様子をご紹介しようと思う。

 かって1976年筆者がまだVANに勤務していた頃、荒井由実にも歌われた中央高速は山梨県を過ぎて長野県の富士見峠付近で標高1,015mとなり、2000年までは日本で一番標高の高い所を走る高速道路だった。現在は東海北陸道の松ノ木峠PA(岐阜県高山市)付近1,085m。

明るかろうが

真夜中で暗かろうが、必ずこのポイントの撮影は毎々することにしている。

 したがって、その中央高速で行き、諏訪から霧ケ峰に登ると高原のエリア全体が標高1,700m程度になる。

 この付近は車山~霧ケ峰~蓼科高原を回る道路が完備されており、要所要所に展望台が設けられている。今の時期のようなお盆の連休はとんでもない混雑だが、行楽シーズンを外し天気が良く風が強い日など展望は最高だ。

 中でも、八島湿原の駐車場からゆっくり上って約1時間半で頂上に着く鷲ヶ峰からの360度展望は最高。

 今回はこの霧ケ峰エリアからの名だたる高山の「見える証拠画像」をご紹介してみたい。

霧ケ峰のグライダー飛行場の南側に踊場湿原「池のくるみ」があるがその向こう、八ヶ岳(左)南アルプス(右)に挟まれた富士見峠越しに富士山が見える。

ここから見た富士山は静岡間から見るよりもはるかに斜度がきつく見える。

反対側の八ヶ岳連峰もはっきり見える。霧ケ峰から踊場湿原への道路上から。

八ヶ岳は雪が被る11月頃からの方が景色としては良いかも、11月初旬の初冠雪。

八ヶ岳連峰のほぼ全容を見る事が出来るのも霧ケ峰の特徴。

霧ケ峰グライダー場付近からの南アルプス

南アルプスの甲斐駒ヶ岳も非常に特徴のある高山、山小屋も見える。

北アルプスも空気が澄んでいれば槍ヶ岳など確認できる。これは4日前の夏姿。蓼科山麓道路からの眺望。

11月の頃になると雪が積もる、これは踊場湿原周回コースから。

鷲ヶ峰へのだらだら登山道。きつくない。

登る途中で右側に浅間山も見える

群馬のテーブルトップ荒船山もはっきり見える

昨日のブログでご紹介した乗鞍岳。ちょうど中央部分の斜面が宮様フューゲルスキー大会の会場。筆者が高山病になった場所だ。

数年前、突然爆発して犠牲者多数出た木曽の御岳山。

もちろん車山は一番間近に見える。

山へ登るのではなく、観るのが好き、写真で撮るのが好きな方は是非霧ケ峰へ行ってみると良いと思う。このブログが何かのきっかけに、あるいはお役に立てれば大変うれしい。