2022年2月21日月曜日

ルリビタキとはどんな野鳥か? その1.  What kind of wild bird is the red-flanked bluetail? Part 1.

  基本的に日本の野鳥ファンは綺麗だからなのか?はたまた幸運を運んできてくれると期待しての事なのか、青い鳥が大変お好きなようだ。

 オオルリ、ルリビタキは文句なく双璧だろうと思われる。他にもオナガ、イソヒヨドリなど青い野鳥は居るが、やはり綺麗な上に希少価値、出遭い難いというプラスアルファが付くと人気も高まるって事なのだろう。

 青い野鳥と言えば、カワセミも青いが、水辺の宝石は比較的何処でも観られるのでちょっと別格扱いになっていると言って良いかも。

 その青い野鳥の中で、とかく話題になるのがルリビタキ。オオルリはどう考えても東京都心の緑地帯には来ないのでバーダーさん達も諦めているが、筆者ルリビタキに関してはこの冬も山手線の内側にある緑地・公園少なくとも三カ所で撮影出来ているので、割に出遭うチャンスがあり、とかく話題になるようだ。

 しかし、都心の緑地となると藪の中からちょろっと通路に出て来るところを遠巻きに撮影出来る程度で、どの緑地で撮影しても似たような画像になるようだ。

 これが東京郊外となると、まったくの自然の中でのルリビタキの生態を収録できるという意味で、都心の公園での画像とはいささか異なるシーンを撮影する事ができるようだ。今回はそのいくつかの成果を数回にわたりご紹介してみたい。

 今回の場所は筆者の地元・三鷹から3~50㎞圏内の自然(谷戸・窪地)に出来た水辺エリア。季節になると本格的なバーダーさんが好んで行く場所の様だ。奥日光の戦場ヶ原的な佇まいでもあるしホームタウン・エリアの野川より更に自然が豊富な場所と言って良いだろう。 

一見、湿原的要素も存在する。

落葉広葉樹林も存在する。

こういった環境は、都心の緑地帯とは異なるので、何に出遭うかまるで予測できない。

日陰で最初に発見したルリビタキ。

この辺りまでは都心の公園や緑地と変わらない環境。

しかし、古木や湿地帯が広い都心の公園はまず無いので環境が随分異なる。

湿地の水面に青い姿が映るなどはカワセミ以外あまり見られない風景だ。



たぶん毎年来ることで人慣れしているのではないだろうか?

綺麗な湧水で水浴びをするルリビタキ。

もう何年も来ているのだろう、あまり警戒心もなく水浴びを続けた。
水浴びの一瞬は動画でも収録できた。