ネット時代の情報伝達は信じられないほど速い。
9月30日(木)PHOTOPRESSO最終入稿締め切り日の夜、ネット上へ公開する申請をしたところ、早くも翌10月1日(金)夕方6時にネット上で公開された。今朝から見れば33時間前だ。
ところが今朝、PHOTOPRESSOを開けてみたら既にアクセス数が244という数値を表している。昨日が92だった。たぶん自分で開く回数も加わっていると思うので、筆者が1日10回開いたとしても、200名以上の方にご覧頂けている訳で感謝この上ない。
このPHOTOPRESSOには、公開した写真群への個別の好み調査ができるように成っている優れたシステムがある。ま、写真集全体への評価、それに各見開きへの評価。
これは非常に優れたシステムで、写真集制作者、撮影者への非常な励みや勉強になる。筆者はもちろんプロの写真家の方々とは、写真撮影に関してレベルの差が相当あるアマチュア撮影者だ。当然写真を撮る事や撮った写真を生活の糧に出来る訳ではないので、こういった観てくださった方々の評価、好みを知るチャンスはほぼ無いに等しい。
だからこそネット上で公開して評価測定をお願いできる事の素晴らしさを強く感ずるわけだ。
日本人、絵を描く人は少ないだろうが写真を撮る人はやたらに多い。スマホの普及であっという間に「インスタ映え」なる言葉が出来た。インスタグラムやピンタレストなどただただ写真を撮って掲載・公開するだけで「いいね!」を貰って自慢し悦に入っている。大宅壮一生きていれば「一億総カメラマン化」とでも言うのだろうか?写真は道楽と言われた昔は無かった事だ。徳川慶喜さんゴメンナサイ。
水彩にしろ油にしろ、絵画でこういったシステムが在るのか否かどうか知らぬが、自分では描きもしないのに、人の作品を見て良し悪しや好き嫌いを言うだけの人が多いので「絵画」の世界には成り立たないのかもしれない。
何でこういうことを言うか・・・、それはEメールでも沢山反応があって、何に感動してくださったか、何に驚かれたか具体的な評価内容を頂けたのが非常にうれしかったのだ。
要はご自分でもカメラで写真を撮るからこそ、各ページの「撮ることの難しさ」を判って下さったのだと思う。ただ「凄いですね?綺麗ですね?」ではなく、ご自分でもチャレンジしたい!鳥は無理でも動く動物、近所の犬や猫でも良いから・・と言うメールには本当に嬉しくなった。
「アッ鳥が居た、珍しい!綺麗!」・・だけで鳥類図鑑のような鳥の写真を沢山の種類撮り集めて自慢するだけでも良いと思う。写真を撮って「残す」大切さを今回の「ヤマセミカワセミ」ネット公開でつくづく感じた。
で、今朝はたった2日しか公開していない割には閲覧者の方々が興味を持たれたり高い評価を頂いているようなページをご紹介してみたい。