俯瞰で観るような感じで、ヤマセミポイントの時間的変化、漁師さん達とヤマセミの「阿吽=あうん}の呼吸まで手に取るように解り、目からうろこ状態だった。
何という人間とヤマセミの共存共創なのだろう!
漁師さんが網に掛かった鮎を取り外し、網のごみや藻を丁寧に掃除し干し竿に掛け去って行くのと同時にヤマセミの声がして、まるで示し合わせたように漁師さんと交代して竿に留まるのだ。笑ってしまった。
漁師さんに聞くと、時々仕事が遅いとヤマセミが対岸でうるさく鳴いて「早く仕事を終われよ!」とせかすのだという。まじめな話、ヤマセミの生態研究には川魚漁を手伝ってみたらどうだろうと思い始めている。来年はバイトで網干を手伝ってみようか。
顔なじみの漁師さんの網干竿をいつもとは逆の対岸から見ている。07:54の画像
漁師さん3名が仕事を終わって去ってすぐ、08:02の画像、ちゃんとヤマセミが来ている。
こちらは今までのポジション(多少新しい角度だが)での画像
対岸から見ると、いつもは飛んで遠くへ行くヤマセミが手前へ飛んでくるのだ。
川舟の向こうに球磨川がある画像から、すべてが逆で視野が広い対岸からの展望。
左右へ自由に飛び出すヤマセミ!
今回は採餌に成功!手前の岩で一気に飲み込んだ。