外人観光客の皆さんもそれぞれのカメラでカワセミを追い回していた様だ。時折上空を黄緑色のワカケホンセイインコが長い尾を引きながら飛んでいた。
カワセミは自分でも食べていたが、獲物の頭を前にして咥えて何処かへ運んでいたので、まだ巣穴では育雛中だろうと思う。しばらく通うとその内、奥の方で巣立ったばかりの雛が数羽並ぶ様子を見られるかもしれない。
しかし、日中はゴールデンウイークという事で、いつもより日本人も多いのに加え、外国からの観光客も多いので、9時に開く内苑は朝方もしくは夕方4時からの1時間が狙い目だろうか。
夕方の光は横から鋭いので、撮影の立ち位置に気を付けないと逆光の写真ばかりになりかねないので要注意だ。
主に飛ぶエリアは池の対岸附近なので500mm程度のズームは欲しい所だ。飛ぶスピードは三鷹の野川など小川レベルではなく非常に速い!肉眼で追っても何処?どこ?という感じだから、暫く飛行ルートを見極める方が良いだろう。パターンは決まっているので、2回ほど目視すれば動きは読めるだろう。
中央右側のこの絵だがお気に入りの様だ。
留まる場所は毎回微妙に異なるが、何度も留まった。
裏から、手前から、一つの狙い目かも知れない。
飛び出しもこの枝なら撮影しやすいと思う。
しかし基本的に日陰を飛び回るので
ISO感度を上げて撮影が必須。三脚などは全く使えない。
お気に入りの枝の裏側でも、ダイブする瞬間は逃さない方が賢明。
この際も餌を咥えて何処かへ運んでいた。
尻尾の方を咥えてしまったのか、だらしのない運び方だった。
咥えなおしたのか、魚の頭を前にして給餌に向かった。ヤマセミでは何度も遭遇するシーンだが、カワセミでは珍しい。
此処のカワセミの特徴は、時々上空を飛び回る事。
強い逆光での撮影にも慣れる必要がある。何度も通う事は大切。