もう、このブログではヤマセミの採餌シーンなど何度もご覧いただいたが、高所からのダイブではなく、川のヘリの堤防の低い所から一旦ジャンプしての採餌は滅多に撮影するチャンスが無い。
理由ははっきりとしている。ヤマセミそのものが同じ土手にいる人間を観て、見慣れないとなると飛去してしまうからだ。ヤマセミが居るらしいから行ってみようと来られた方が、ヤマセミがすぐに飛んで行ってしまうので途方にくれたという話をよく伺うが、急に現場に行ってレンズを向ければ逃げるのはどんな野鳥でも同じだ。
やはり2~3掛けて相手に自分を認識してもらう他ないだろう。話せばわかる相手だ。
今日の主役はこのヤマセミ。若いオスの様だ。
暫らく水面を観ていて、いきなりジャンプした!
前へ!
この辺りからは架線からのダイブと同じような姿勢。
是非共よく見て頂きたい。水中から飛び出したヤマセミの後ろ側に魚が一匹一緒に空中に放り出されている!
しかしヤマセミはヤマセミでちゃんと一匹餌を咥えている。と、いう事は実は水中で一度に二匹の餌をゲットしていたという事だろう。
しかし一匹でも充分だ、一発必中非常に効率の良い採餌行動だった。