2024年6月23日日曜日

球磨川豪雨水害から努力の復活を遂げた日本一の鰻屋が人吉に在る。 Japan's best eel restaurant, which has made a great recovery after the Kuma River heavy rain flooding, is located in Hitoyoshi.

  筆者は数多くの団塊有世代の方々と同じで無類の鰻好きだ。特に関西・九州風の生から直焼をした弾力のある鰻の蒲焼が大好きだ。

 これに相当する鰻の蒲焼を出す店は東京では数件しかない。特に贔屓は銀座一丁目の「ひょうたん屋」1979年から通い始めて45年になる。通い始めたころの鰻重・特上は1,850円程度だったが今は5,000円もする。

 東京で他の店は少し落ちる。だからこそ鰻の本場九州へ来た際は積極的に鰻屋を攻めまくる。

 北九州では小倉と黒崎の「田舎庵」、熊本の人吉市では「うえむら鰻店」と「しらいし」が双璧。しいて言えばタレが甘く上品な「しらいし」より武骨な「うえむら鰻店」の方が好み。

 

 これ以上このブログで筆者個人の好みを投稿するつもりはないので、2020年7月4日の球磨川豪雨災害で滅茶苦茶になり、全国各地のファンから心待ちにされ、やっと再開した鰻のお店「うえむら」さんの暖簾をこの5月2年振りにくぐった報告書をお届けしよう。

 能書きはともあれ、建て直ったお店の写真で復活を一緒に喜んで頂けると嬉しい。味はもちろん前のままだ、美味しいに決まっている。

白い暖簾の左に在るように市外から車で来る客が非常に多く、駐車場が凄い!

ウナギの寝床、そのままの店内レイアウト

ずーっと奥まで一本廊下が続く。こんなに大きな鰻屋さん、他に知らない。

ところどころ外光がきちんと入る様な設計

調度品も佇まいもとても感じよい・・・。

一人客が多いのも此処の特徴。本当の鰻好きは一人でも来るのだろう。

筆者が座った席

まずはうなぎの肝煮、これで千円、十匹分の肝だもの

うな丼と合わせてエネルギーをかき込む!

ウナギは米粒残らず完食の証拠を撮る事が筆者毎回のお約束。

終わり頃、アジアからの中国系観光客一団、メニューを見ながらうるさい事!