こういったタイトルでブログを書くと、お前、何言ってんの?普通じゃん、それ。と言われるかもしれない。
東京に住んでいると、どうしても都心の明治神宮や目黒の自然教育園、上野の不忍池、冬の新宿御苑に行くか、地元三鷹の野川流域で野鳥を探してしまう。
多摩川も決しておろそかにするわけではないが、あまりに流域が広くて(熊本の球磨川よりはるかに大きくて川幅も4~500mと広い)探鳥のポイントを絞れない事と流域の河原の藪が広すぎてうかつに草むらに入れないのだ。
そんな中、神奈川県側つまり右岸土手を少し歩くと、セッカの声、オオヨシキリの声、イカルチドリの声が広い河原から聞こえて来るではないか。
これほど多摩川にも数多くの野鳥が生息しているのだと実感できて驚かされた。
野猿街道の府中四谷橋(全長446m)を渡って少し土手を歩いただけなのだが、撮影できた野鳥はカワセミ、イカルチドリ、セグロセキレイ、チョウゲンボウ、ツバメ、カワラヒワ。
今日は河原の砂利中州で繁殖していると思われるイカルチドリが主人公。この一連の動きは、最初我々見慣れない人間を観て警戒で鳴いていると思っていたのだが、実は猛禽類のチョウゲンボウが現れたからの理由によるものだった。
それまでの定期的パルス信号のようにピーピーピーピー♪鳴いていたのが、ボリュームが上がりピピピピピピ♪という完全非常事態警戒音に切り替わって動き始めて飛ぶまでの状況をご紹介。
多摩川の瀬は、人吉市内の球磨川の瀬よりポイントが多く水量も多い。
飛びながらも鳴くチドリなので、発見はしやすい野鳥だ。
羽根を広げた大きさは45㎝もあるのでハトより大きく見えるような感じだ。