今やインターナショナルになった桜の名所・上野恩賜公園不忍池。ご存じの通りユリカモメの一大生息地だ。押し寄せる観光客に慣れ、傍に寄ってもなかなか逃げないユリカモメは海外から来た観光客たちの格好の記念撮影モチーフになっている。
このユリカモメ、東京のお台場への自動運転トラムの相性にもなっている通り、東京湾周辺にはたくさんいるが、最近これにウミネコが加わり、不忍池も白い大きな海鳥が増えたような気がする。
今日はそんな白い頭冬羽から、早くもゴマ塩頭、こげ茶(遠目には黒)の頭に変化するユリカモメの色々をご紹介。
昨日撮影の不忍池のユリカモメ、既に夏羽に成りきっている個体
神田川で花筏の花びらを突いていた個体はごま塩
桜の花に囲まれ雰囲気を出していた個体はまだ白頭
観光客の撒くパンくずを狙って集まる群れはまだ白頭が多い
同じ白い海鳥でも最近このウミネコが急増してきた。皇居のお堀や不忍池でも結構大きなフナ、小さめの若鯉を中空ダイブで仕留める姿を幾度も観察した。まだ数はそう多くないがカモメ系のSNSで情報拡散すれば狭いエリアながら生態系に異変が起きるかもしれない。