2024年4月3日水曜日

ダイブ後の水上がりのカワセミに集中してみた。 I tried to concentrate on the kingfisher rising from the water after the dive.

  昨日の菜の花の中でのカワセミウオッチ。

 リタイヤした高齢者の楽しみの一つ、カワセミの写真撮影とほとんど違わない内容だったが、その生態の瞬間を撮るという点で行くと、少し視点が変わってくる。

 浅い川の中に止まり木をこしらえて、高齢者が数人脚立に座って三脚を立ててカワセミを待つ風景は野川でもあちこちで観られる風景だ。

 しかしサロン的なその場での会話は、ついつい目の前の止まり木に留まったカワセミに気が付かず、せっかくのチャンスを逃すバーダーカメラマンさん達を幾度も目撃している。

 そういう時の高齢者たちの口ぐせ、「あー、良いんだ良いんだ、また来るから」


 筆者の撮影はダイブの瞬間水上がりの瞬間、両方なので結構真剣だ。

 ダイブの瞬間は樹の枝などに留まっているカワセミにフォーカスを合わせ、ダイブするまで連写で追えばそれなりに撮れる。

70~300mmズーム手持ちで撮影・連写合成 2024年3月撮影・野川

 2~3回ダイブを繰り返すのを観察すれば、おおよそダイブするポイントにピントを合わせておいて、上手くいけば水上がりの場面でピンが来る画像を撮れよう。

 しかしこれを出来る様になるには数百回はダイブ撮影を訓練しなければ成就できない。反射神経の良い人でも、ほぼ同じ位はかかるだろ。

 したがって、ダイブで水没寸前の画像はわりに撮りやすいが、レンズで追ってフレームから消えてしまったカワセミの水上がりを撮るのは非常に難しいのだ。

 近くに寄れば寄るほど、超望遠の500㎜以上のレンズで寄れば寄るほどカワセミの瞬発スピードについていけない。以外にこの道は遠いと感じている。

ドボンと水没し

プハー!と上がってくる





1日に幾度繰り返すのか判らないが、野鳥の中でも珍しい生態だと思う。