今日早朝2時に三鷹を出て、日帰り特急往復で奥日光戦場ヶ原の野鳥を観察・撮影してきた。
今年は、春が無くていきなり初夏のような感じの戦場ヶ原。特に今日の朝は寒かったのに突然暖かい風が入り込んで霧が出来た。前日の雨の湿気と共に妙な朝だった。
そんな中で、すでに夏羽になったノビタキやオオルリの姿も観られていつもの4~5月の佇まいだと思ったのだが、湯川で朝6時頃いきなりカワセミに出逢って驚いた。
今まで30回以上入った戦場ヶ原の湯川沿いだが、カワセミの姿を観たのは実は今回が初めてだった。
しかし自宅に戻って画像を確認しつつ拡大して愕然とした。カワセミが写っている川中の倒木に何と釣り糸と仕掛けが引っかかったままであるのが見て取れるではないか!
これは放っておけない。釣り針や釣り糸は決してカワセミだけの問題ではないはずだ。
スポットライトを浴びて奇麗に目立つカワセミ・・・までは良かったのだが・・。
上部の画像の拡大、カワセミの留まっている倒木をよくご覧いただきたい。
九州の球磨川でもアユの友釣りの囮鮎に仕掛け針を付けたまま捨てるとんでもない遊漁釣り人が居るという。刺し網漁にかかったアユにこの手が居るという。証拠写真も撮影した。野生の動物にとって人間の作った仕掛けは命取りだ。
釣りを楽しむ人同士でぜひ湯川の釣り仕掛け残の除去を願いたいところだ。遊漁料金を徴収する権利漁協の責任も少なからずあると思うが如何だろう?
昨日の朝5時半頃の戦場ヶ原
もう30回以上入った戦場ヶ原自然研究路
いつまでも貴重な自然はKEEPしてほしいと思う