一昨日の明治神宮でのオオタカ二羽、ノスリの旋回に引き続き、昨日は玄関真上の高圧線鉄塔上でハヤブサがキジバトらしい獲物を食事中だった。この附近住宅街はキジバトが多い。浅草の門前などに居るカワラバトとは違い野生種のキジバトは一般的に警戒心が強いはずなのだが、住宅街の環境に慣れ切ってしまったのだろう。犬の散歩で犬が近づいても飛ばすに走って逃げるほどで、毎日決まった時間に現れるリードに繋がれている犬を見切って警戒もしない。
その辺り、上空からの猛禽類への警戒心も退化したのではないだろうか?
いつも犬の散歩時で、何に出遭うか判らないのでコンデジは持って出ている。ご主人様が時々立ち止まってコンデジで空飛ぶ野鳥や鉄塔上の猛禽類を撮るものだから、我が家の愛犬も上空を見て、飛行機やカラスやスズメに見入る変な癖がついてしまった。
時には上を見据える我が愛犬の動きで、電線に居るツミに気が付いたことがあるほど。忠犬と言って良いだろう。昨日など午後4時の野川公園の散歩で南の空に浮かんだ半月に暫く見入っていたから、ちょっと変わった犬の部類に入るかもしれない。
結局30分以上鉄塔の上で鳩を貪り食った後、飛び去って行った。そのお腹というか胸の辺りはぷっくりと膨らんでいた。満腹なのだろう。
朝陽を受けて赤く染まった鉄塔の上のハヤブサに気が付いた。
肉眼では判別が出来にくかったが、コンデジの倍率を上げてみたら獲物は鳩らしかった。
まだ観始めの頃は羽根をむしっている段階。
犬の散歩で反対側にまわり再び逆光で撮影。
まだ羽根をむしっては飛ばしていた。
30分ほどして戻ってくると、食事はほぼ終わり足で抑えた肉片は小さくなっていた。
ピギャ、ピギャ♪と壊れた機械のような声を発していたが・・・。
胸の辺りがポコッと膨らんでいるが、満腹の際のハヤブサなど猛禽類はこうなる。
最期の飛翔画像は自宅から持って出たEOS7DMarkⅡで撮影したもの。