ツグミはムクノキの実が非常に好きなようだ。勿論名の由来とされているムクドリも好きなようだが、実際は群れ飛ぶ(群れ⇒むく)が語源という方が本当らしい。野鳥に関してはいろいろ学ぶ事が多い。
野鳥の好む木の実 http://ashidachi.la.coocan.jp/sub7tori-kinomi.html
いきなり学術的な話から始まったが、昨日は3時間野川沿いを休みなく歩き続けて、色々な野鳥に遭遇した。特にオオタカは4度も上空を舞っているのに遭遇。獲物になかなか出遭えなかったのだろうか?ただ夕方3時過ぎに一直線に翼をつぼめて急降下するのを視たので餌にありついたのだろうと思う。実りの多い一日だった。
オオタカ、ツグミ、ヒヨドリ、メジロ、ジョウビタキ、シジュウカラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、スズメの大群、シマアジ♂、オオバンつがい、カルガモ、マガモつがい、アオゲラ、コゲラ、ダイサギ、コサギ、アオサギ・・・。
面白い事に、いつもは必ずいるので遭遇してもレンズを向ける事があまりなくなったカワセミに昨日は一度も出遭わなかった。時間帯の理由なのか?逆に非日常的で不思議だった。
いずれも撮影できた種のみをリストに上げてみた。まずはその中でムクノキの実に集まったツグミの生態をご紹介。実はその後、地面でヤスデと思われる多足類の虫を採餌するツグミの姿も収録したがそれは続編でご紹介。これら野鳥の画像の殆どは飛翔中か採餌中のもの、ただ「居た・・撮った・・!」ではない。
基本的にムクノキの実が好きなようだ。多くのツグミが群がっていた。
白目に成ってまで咥え取る木の実。
背伸びして木の実を咥える際に力が入るのだろう、瞬膜が閉じていた。
この個体は、殆どこの枝から移動しなかった。
野川を挟んで対岸から撮影しているにもかかわらず時々こちらを視ていた。