2020年3月2日月曜日

ヤマセミの色々なダイブ・連写シリーズ その4. Various dive sequence of the Crested kingfisher continuous shooting series. #4

 トップアスリートだけで実施された「2020東京マラソン」。参加選手が200名なのでマラソンとしては大規模イベントに当らないとか言う「詭弁」に近い言い訳で実施した日本陸連。結局沿道には8万人弱の観客が集まり、浅草など要所要所では大混雑だった。

 メディアの追及に対し主催者運営側は「予想に反して集まってしまった」などという見え透いた言い訳をコメントしたらしいが、今の日本こういった類の「卑怯な人間」が物事を進めている事実を良く知っておかなければいけない。

 感染症の専門家やWHO自体が、新型コロナウイルス感染防止にマスクはほとんど効果が期待できないと言っているのに、政府や小池都知事などは盛んに「人混みでは使用必須!」と訴えている。感染者が飛沫を拡散しない為にマスクが効果あるとすれば、実は東京の人混みには感染者がたくさんいるという事を隠しているのだという裏証明になっているのではないだろうか?

 ネット記事にはオリンピックを中止にされてはたまらないと、感染者数を政府関係者が隠している、さらには保健所を国立感染研究所・感染症疫学センタが制御して検査をさせない(=検査しなければ感染者数がデータ上増えない)というような話も出てきている。

 で、ヤマセミの本題に戻ろう。

 ヤマセミの採餌ダイブシリーズ、今回は4回目。今までと同様球磨川本流。場所は人吉市の隣自治体エリア、しかし支流ではない。
 周囲は田園地帯で民家はない。したがって人吉市内の球磨川に生息しているヤマセミよりははるかに警戒心が強い。近寄れないので相当離れた土手道路の車の中からの撮影。

 川の流れも速いので、ストレートより少し上流に向かってのダイブ。理由は魚は上流に頭を向けて泳ぐので背後からダイブしてキャッチする。これが前からだと魚が気が付いて身をひるがえしてしまう。

 人吉エリアのヤマセミの平均的なダイブの高さは収録した画像から見て8mほど。しかしその幅は非常に広く、2m~35mほどの差がある。要は色々な条件下でも見事に対応するスキルを持っている様なのだ。ヤマセミ・ダイブの高さの全国平均などは知らないが、川幅が広く、人工物が多い人吉エリアならではの環境への順応性がそうさせたものと考えている。

 今日は2タイプの連続画像をご紹介。

人吉市近郊自治体のダイブ。

その年生まれて最初の採餌成功の画像。6日間観察して得られた記念すべき画像。

 この2件のケースは2~3mという人吉エリアでは割に低い高さからのダイブ。
 今後は10m以上の高い場所からのケース、さらには高低差1mくらいのジャンピングダイブなどいろいろなバージョンが控えている。