2018年9月5日水曜日

ササゴイの急流採餌法、初めて撮影! This is my first shot of Green-backed heron's fish catch at rapid flow.

 ササゴイと言えば羽毛や木の葉を自分の目の前の水面に落とし、疑似餌の様にして魚をおびき寄せ一気にゲットする事で有名だ。この疑似餌漁法というのは日本国内に限らず世界中のあちこちで一般的に行われている、Youtubeなどにも沢山投稿されていて、決して熊本の水前寺公園にいるササゴイだけの特殊なものではないことが証明されている。

 しかし、筆者が撮影した江津湖でのササゴイ採餌にしろ、水前寺公園での採餌にしろ、いずれも静水面に近い場所での採餌。今日の球磨川本流、なおかつ水位の低い瀬の部分での採餌に関してはなかなか出会うチャンスも無いので、撮影そのものもほとんどなかった。
 
 球磨川ではヤマセミの撮影時に時々行きかう飛翔姿を撮影するに限られていた。今日は逆に鮎釣りの太公望だらけの球磨川でヤマセミが姿を見せない中、合間を縫って本流ど真ん中の岩から流れの中の魚を瞬時に捕らえた二度の採餌シーンをお届けする。
 
逆光の中、対岸に近い岩からこちらへ飛んで向かってきた。


車の中から狙っているので警戒はされてないですんだ。

最初の岩では成果はなかったが・・・。

隣の岩に移って成果が出た。

最初の1匹は3分ほどジーっと動かず狙っていた。

やにわに捕らえた獲物、とてもではないがシャッターなど間に合うすべもなかった。

1匹目をあっという間に飲み込んでそのまま動かず次を狙った。

数秒後に2匹目ゲット!魚の通り道を見つけたようだ。

こういう急流部分での採餌は初めての撮影だった。