2018年9月27日木曜日

急に気温が下がった山間部の野鳥達。 The wild birds ecology of mountain area in suddenly lower temperature.

 北海道の大雪山系や富士山の初冠雪が例年より早いと報じられている。今年は夏が暑くて長かった分、気温の下がり方があまりに急で体調を壊す方が増えているそうだ。早くもインフルエンザが猛威を振るい始め、学級閉鎖が起きている所が在ると聞く。

 一般の都会暮らしの人間でさえこれだもの、自然界の野鳥は環境の変化に戸惑っているのだろう。しかしそこはそれ、自然体で気象の変化は人間よりはるかに速く感じ取り、カマキリが泡のような卵を産み付ける場所が、毎年計ったようにその冬の積雪より高い位置にあるという予知能力と同じ「何か」を持っているのだろう。

 人間の様に暖房機で対処できない野生動物の生き抜く様を観察するのは非常に面白い。
ヤマガラやシジュウカラが好む有毒サポニンを含んだエゴの木の実らしいものを採餌中のヤマガラ。この毒は彼らには影響がない様だ。


頬張って飛んで行った。


コガラは黒っぽい木の実を咥えているが、樹の穴にいた蜘蛛か虫かもしれない。
小さなキノコが張り付いた樹木から木屑が噴出しているのに遭遇!

正面へ回ってみたら、穴の奥にコゲラが居た。

レンズを向けると、「目障りだ、あっち行け!」と睨まれた。大自然では野生生物の方が人間より気が強い。