この気候のほんの少しの変化で、球磨川エリアの今年のヤマセミの繁殖もバラバラに進んでいるようだ。いつも一番身近なファミリーはメス1羽だけの巣立ちの様だ。これはこの場所に関してここ数年そのレベルの繁殖しかしていないので、何か特異性が有るのかもしれない。
このブログでも最近重ねてレポートしているメインの場所の親子は幼鳥4羽という大家族で華やかだったが、既に子育ての場所は移動し、幼鳥も独り立ちし始めているのでまとまった画像撮影は無理なようだ。
もう一か所、支流域においては一度繁殖しかかったカップルが再度の挑戦をしているようで、上手く行くと7月後半巣立ちが在るかもしれない。
そんな中、ファミリーで色々飛翔している画像や、トビに幼鳥への給餌途中襲われ大パニックになった場面などをご紹介。これは以前一度ご紹介したが、リクエストが多かったので再放送の様なものだ。
ます幼鳥への給餌用に親鳥が餌を咥えて戻って来た。幼鳥には大きな獲物だ。
ほーら!順番は誰?とでも言うように幼鳥達を呼ぶ親鳥。
一番先に近づいたものが餌を貰うとは限らないのは既報の通り。
しかし、この時親鳥は給餌せず、飛び立って岩陰に行こうとした・・・。
その瞬間!上の方からトビが急に現れ餌を横取りに入った。ヤマセミはもう大パニック!
慌てて、前4羽が対岸へ退避行動。
しばらくして戻って来はしたが、まだ心臓バクバク状態だろう。自然界は厳しいのだ。
本来予定していた週末日曜日の「団塊世代シリーズ」は一日遅れで明日アップしたい。昨日6月11日土曜日のNHKスペシャル「不寛容社会」の特集を視ての『インターネットで無責任に他人を攻撃し叩く傾向』の私的分析をアップ予定。