穴に隠れたムツゴロウやトビハゼ、ワラスボが一定の時間じーっと待って居て、干潟上に顔を出した瞬間を捕獲するのが大体のサギ類の採餌補法。一方で横一列に並んでヘラの様なくちばしで泥の中を順序良くまさぐリ、くちばしの先端部分のセンサーで泥中の獲物を捕獲するのがクロツラヘラサギやコウノトリの採餌方法。
今回は、これでちょうどムツゴロウを採餌したダイサギをカメラがとらえ、その様をズームアップしようとした瞬間、真後ろからさらに大型のアオサギ2羽が迫ってくるのがファインダー越しに見えた。
要は、ムツゴロウを採餌したダイサギをアオサギ2羽がチェイスし横取りしようとするまさにバトルの最中を追い掛けることが出来た。
干潟でジャンプするムツゴロウ。前日夕方撮影。これだけを狙う写真家もいる程面白いらしい。
右からムツゴロウをゲットしたダイサギが飛来。左の2羽はクロツラヘラサギ。
色々な野鳥が重なってしまっているが、手前からダイサギ、アオサギ。
気が付けば2羽のアオサギが追跡を開始していた。
右へ左へ旋回しながらアオサギをかわすダイサギ。
それでも、しつこい2羽のアオサギは急旋回しながら追い掛ける!
チェイスは約1分ほども続いたが、やっと振り切ったダイサギが戻って来た。
間近を飛んでくれて、やはり採餌したのがトビハゼではなくムツゴロウである事が良く判った。ムツゴロウはトビハゼの倍ほど大きい。
柳川の夜明茶屋という有明海で獲れた魚介類を販売する魚屋さんのレストラン部で頂ける有明寿司(握り寿司)季節によってネタが変わるが最高!