何だろうあれは?と最初はUFOか、気のせいか?と思った数秒後すぐに「火山の爆発では?」と思った。但し、直感的に浮かんだのは桜島だった。とりあえず手にしているコンデジで数カット撮影し、上空からの撮影だから今いる場所が何処の上空なのか判るような絵も必要だろうと、通過中の手前の地上と噴火の煙を同時に撮れるアングルを工夫した。少し余裕が出たので動画モードにして数秒撮影した。ホテルに入ってパソコンで視てみたら悪い条件ながら記録としては意味のある画像や映像になっていた。
最近のコンパクトデジカメは解像度も良く、乗っている航空機の窓に間違ってピントが合いさえしなければ記録写真としては良い絵が撮れるので愛用している。
ほかの乗客はまず気が付かなかっただろう。福岡空港に到着して携帯の電源を入れた途端!見舞う予定の旧友から「阿蘇山が爆発したぞ!」とメールが入っていた。そこで初めて、そうか桜島ではなく阿蘇山か!と納得すると同時に自分の運命の偶然の巡り会わせに感謝した。
阿蘇山は、2007年の全国育樹祭を広告代理店時代プロデュースした場所だし、冬季には外輪山や南阿蘇野草園へ色々な猛禽類その他の野鳥を撮影に行く場所なので、非常に身近なのだ。
今日はヤマセミの代わりに爆発直後の阿蘇山空撮画像をお届け!
航空機の窓を通しての画像で直線距離で120km離れているためこれが限界。
気が付いて一番最初のショット!北九州上空だった。
右の川は遠賀川。したがってこの画像は折尾あたりの上空か?
手前は玄界灘。右手が福岡空港方面。この段階では阿蘇山の爆発とは知らなかった。