2015年9月24日木曜日

ヤマセミ、この1枚!#19 Selected photo of Crested kingfisher. #19.

 北斗晶という元女子プロレスラーが乳癌で右乳房を全除去するという。こと、癌という厄介な病に関しては医学会において色々な学説や臨床例が在り、それぞれ「おいらが一番」「私の考えが絶対!」と医者同士が派閥もあってメディア上で激論を戦わせており、素人の私が読んでも何がなんだか良く判らない事が多すぎる。専門用語を羅列しやたら除去手術を勧める医師や高い抗がん剤投与を勧める医師がたくさん居り、それにより寿命を早めたり、地獄の苦しみを味わいながら亡くなって行く患者さんが多いと聞く。

 その一方で「ドクターX」のような年中「私は失敗しないので!」とか言いながら、やたら切りまくる手術をする女医のドラマがヒットしたりしている。世の中何処か狂ってやしないか?

 素人の私には癌と癌もどき(おでんのガンモドキの事ではない)の差は判らないが、江戸時代には癌で苦しみながら死んでいった人の記述が殆ど無い(=抗がん剤というものが存在していなかったから)・・・という話、健康な数値と言われる血圧のレベル数値がいつの間にかどんどん下げられている話、総コレストロール値が低い人より少し高めの人のほうが長寿・・・という判り易い話の方が身近に感じてしまう。勿論製薬会社と医者がつるんでいると言う話は本当の事だろう。

 酒屋と製薬会社は絶対に潰れ無い!という事実は両方とも人間の生活と健康に密接に関わりあっているからだろう。

 究極は、癌と言う病が発見された時、高い抗がん剤と入院費用にお金を使い、抗がん剤の強い副作用に苦しみながらベッドに横たわって生き長らえるのと、何の治療もせず自然の寿命に逆らわず例え癌であっても「これが自分の寿命と覚悟」を決め、普通に生活して枯れていくのとどちらが良いかの選択になると思う。自分的にはもちろん「無理に生かされる」より「自然に死を迎える」方を選択したいと考えている。そのために日々健康に気遣い、思い残すことなく「やれることは今やっておく・・・」に全力で努力している。今際の際にやり残し、おもい残しの後悔だけはしたくない。


  さて、今日にヤマセミの一枚は「強風時に岩にランディングするヤマセミ」連写画像!


球磨川本流で物凄い強風の日、風に流されながら岩に留まろうとするオス!