2015年9月17日木曜日

サメビタキ、この1枚!#1 Selected photo of Siberian flycatcher. #1.

 福岡・北九州でサメビタキのつがいをあちこちで見かけた。コサメビタキとサメビタキは判別が難しいとあちこちで言われているが、地元の方に訊いたら今福岡県の県北で見かけるのは皆サメビタキだそうだ。地味な野鳥だが今回はあちこちで見かけた。

 撮れた画像を良く見ると羽縁の幅(目立ち度合)や嘴裏の黄色幅等を見るとやはりサメビタキのようだ。本来夏季に本州中部以北で繁殖、九州は旅鳥として渡りの途中で暫く見られる。北九州小倉の足立山山麓ではこのサメビタキとエゾビタキが毎年ほぼ必ず見られる場所がある。昨年は今回と同じ場所でエゾビタキのフライングキャッチを何度も撮影した。

 今日の1枚はサメビタキ!

ペアで行動している。必ず同じ樹に戻ってくる。足立山森林公園で。

少し色の濃い個体と薄い個体が居るようだがオスメスの差だろうか?

話は変わって・・・・。

 2泊3日で福岡・北九州に友人を見舞ってきた。重病だが元気で少し安心した。自分にとって大切な人が現在同時に3名も全国各地で入院闘病している。これは結構辛い。数年間音信不通になっていても仲の良い関係の友ではなく、普段頻繁にコミュニケートしている身近な友が沢山の管に繋がれて病と闘っている姿を観ると、とりあえず何かしてやらないと・・・と考える。

 ヤマセミを撮影する際は、まずヤマセミが今何処で何をする時間だろうか?どういう状況なのだろうか考える。それを想像して、予想して自分の撮影プランを考える。これと同じで、親しい友が闘病している現状を良く考え、その友にとって自分のどういう行動が相手の役に立つだろうと考えるのだ。

 今回の北九州の友は普段本音で何でも言い合える仲なので、逆に向こうから「東京で3箇所でしか売っていない輸入チョコを腹いっぱい食べたい!頼む!」というので、都心へ2度通って2箱分バラ売りのチョコを買占め持って行った。突然判明した重病に自分自身へこんでいると言う。それと闘う為に必要なのだろう、御廉い御用だった。

 また10月末に行こうと思う。今度は何に出遭えるだろう?