昨日は久しぶりに以前自分が勤務していた大手広告代理店のオフィスがあった田町駅界隈へ行った。高校時代仲の良いメンバーによる会食に参加の為だった。
まだ15年も経っていない2008年まで通った田町駅。駅の西口側は地下鉄三田線と浅草線の駅があるため以前から始終混雑していたが、東側つまり海側は運河があるせいか、まだ昭和の面影が残る港湾エリアの雰囲気と匂いが残った一角だった。埋立地独特の幅広の碁盤の目道路、装飾の無い無味乾燥なビルが並び、飲食店と言えば勤務者たちが昼ご飯を食べるときだけ賑わうようなエリアだった。
それが、駅を出てたらガラスの壁のビルが2~3棟景色の半分以上を遮っていた。「浦島太郎状態」とはこういう事を言うのだろうか?
50年、60年経って小学校時代の場所へ行って「面影の残らない変化」に驚くのならまだ分るが、たかが15年も経っていないのにこの変わりようと言ったら浦島太郎もびっくりだろう。
今日のタイトルの「団塊世代は今、人間の生活がかって無いほどの大変化をする時ではないかと思っている。その3.」はその田町駅東口のビルが建って変わったという話ではない。そこのテラスカフェで目についた人々、自宅付近や都心へ出て目に付いた人々の話だ。主役は「マスク」
厚労省はじめ政府に協力している専門家集団、日本医師会の会長辺りが「熱中症の時期に成ったので外出時、屋外ではマスクを外すように推奨する」と言い出したのだ。
しかしNHKはじめコロナ過を一方的に騒いで大きくしたテレ朝のモーニングショーでもコメンテーターはこのことを何故か大声でアピールしない。あれだけ「PCR検査をもっと増やせ、マスクは不織布の物じゃないとだめだ、ワクチンが遅い!」と騒ぎ続けて2年。
マスクに関しては「マスク警察」なる言葉を生み出し、ワクチンに関しては「同調圧力」その他「コロナの女王」「八割オジサン」「忽那王」などの話題語を生み出したマスコミメディア、TVワイドショウ。
当初、あれだけ強く報道し続けた新型コロナへの警鐘が医学的に色々なデータやワクチンメーカーの未公開秘密情報を元に解明されるにしたがって、実は大きな間違いだった事や思い込みで過剰報道してしまったことを訂正せざるを得なくなっているのが現状だ。今更立場がないから大声で「マスクを外しましょう!」とは言えないのだろう。