暖かくなって日没時間が伸び、そう風も強くないのでサンセットランへ出かけた。前日寝ていて両足が攣って膝から下が痛いのだが、逆療法も可なりと軽く30分で戻るつもりがアオゲラに遭遇!背負っていたデイパックに入れてあったCanon EOS7DMarkⅡ(70-300付)で少しの間遊んでもらった。しかし気が付いたら家に戻る頃はほぼ真っ暗に近かった。
最初は繁殖期独特の「ピョーッ♪ピョーッ♪」という声とケッケッ!という声で野川の反対側に居る事を確認、ランニングしたまま橋を経由して対岸へ。
大体の場所に目星をつけつつ、そーっと寄ったのだが、木々の下に2名ほど人がいてスマホで喋りながら移動中。その場を去らないのでやきもきしながらアオゲラの場所を探すもなかなか見つからず。2~3度鳴いてくれてもまだ判らず。
途中で明らかにアオゲラらしい飛び方で一羽が対岸の崖の方へ飛んで行ったので、もうダメかと思いきや、さらに一羽居てくれて再度鳴いてくれたので姿を確認。
枝被りが酷いポジションだったが、しばらくして手前の木に移ってくれて全身が見えてラッキーだった。
暫く様子を見ていたら、何と筆者の構えるレンズの方へ飛んできて、首をすくめようとした瞬間ひらりと反転して更にすぐ傍の樹に留まった。
何故かレンズ目がけて野鳥が飛んで来る!というのを幾度も経験しているので、「何故だろう?」を究明してみたいと思う。
手前の樹に移ってからの画像をご紹介。
突然、こちらに向かって飛んできたアオゲラ!
明らかにレンズを目がけているように見える。
が、手前で急反転!これはほぼ全角の画面。
5mも離れていない樹に取りついたアオゲラ。
だんだん暗くなるが、一向に傍の樹を回って離れないので、ストロボが必要。本来野生の動物に強力な懐中電灯を当てたり、ストロボを発光させるのは良く無いが、営巣中の状態ではないし、車のライトが偶然幾度もこの個体を照らしても微動だにしなかったので一度だけストロボを発光させた、時間も18:06なのでお許し願おう。
とうとうアオゲラの上に月が来てしまった。
久しぶりにアオゲラと遊んで、家に戻る頃はすっかり暗くなってしまった。