2018年6月25日月曜日

団塊世代のジジ放談 #6.『人吉ファンとしてあえて言う、今人吉が危ない!その3.』  Dare to say as one of fan of Hitoyoshi, now Hitoyoshi is in a crisis situation ! Part3.

 ヤマセミの営巣観察以来、日の出の朝5時半に起きる癖がついてしまって、今朝も南九州より40分日の出が早い武蔵野で早朝からデスクトップPCツインモニターの前でこのブログを打ち始めた。

 後ろのTVでは今日未明ロシアで行われたサッカーワールドカップの日本対セネガル戦の録画が流れている。
 大学時代サッカー漬けの4年間(関東甲信越の国公立大学選手権で優勝したり1971年和歌山国体の神奈川代表権を獲得したりもした)過ごした筆者は、スポーツ観戦があまり好きではない。スポーツはどんな種類でも自分でやるのが好きなので、人がやっているのを観るのは何かイラついたり力が入ってしまいストレスだらけになるから疲れてしまう。とくにサッカーはそれが激しいので、今回のワールドカップも勝敗が着いてから録画で見る癖がついている。

 過去において実際ピッチに立っていた身から思えば、現場のスタジアム応援はまだしも、TVを観ながらの応援が日本の勝利に繋がるなどとは思えない。さらにはそれに乗じた液晶越しの応援ファンや、日本のメディアの過剰報道、自分でサッカーをやった事もないTVコメンテーターたちのバカみたいな騒ぎ様に辟易しているのも理由の一つかもしれない。

 本題に戻ろう。

 1週間間を置くと話が見えなくなりそうなので、引き続き人吉の食文化が危ない…と筆者が思う理由を続けたい。

 今年、5月4日から自分の車で東京から人吉まで遠征した話は、このブログでご覧に成った方もいらっしゃるだろう。約21日間、つまり3週間滞在し、そのうち16日間は朝5時から昼の13時まで車に閉じ籠ってヤマセミの営巣・繁殖の模様を観察し続けた。

 身近な人間とのEメールトラブルなどで強いストレスを抱えたまま、16日間狭い車内に閉じ籠った為、心身ともに異常をきたし、肉体的にはいわゆるエコノミー症候群に近い症状が出たりもした。しかも最終的には3羽のヒナのうち2羽は巣から落ちで死んでしまい、残りの一羽もしっかりとは巣立ちの模様を撮れていないというありさま。
 このショックから立ち直るのに3日も掛かり、精神的打撃も大きかった。筆者のような生まれながらの鈍感な唐変木には初めてと言って良い程の事だった。
PCもカメラもバッテリー保持に非常に苦労した。

雨も多く、車から出るのはトイレの時だけという缶詰め状態。

この辛さとは別に、車の中での朝食・昼食をコンビニで買いこんだコンビニ飯で済ませて感じた事が今回の人吉食文化の危機なのだ。

 結論から先に言おう!

 昨今、人吉市内に数多くある普通の飲食店の料理より、セブン・イレブンで買い込んだコンビニ飯の方が美味しいと感ずることが多くなっているのだ。これはまぎれもない事実、自分でも相当驚いたからこそ、早急にこのブログで危機を叫ばねばと思ったのだ。

 勿論、昨日の投稿のように素晴らしいお店も数多くあり、コンビニ飯などと比べる事自体失礼な場合もあるが、長期滞在で飲食回数の多い人間にとっての実体験は、このブログレポートのように感ずることも多いのではないだろうか?人吉ファンとしては、この辺りが10年先の人吉のレストラン・飲食店の有り様に危機感を覚えた次第。

 味覚は個人個人千差万別だ、その我が儘で好き嫌いの激しい客にウケるサービス業としての努力を何処まで出来るか。それが「商売繁盛」の分かれ目の様な気がする。

人吉市内のセブンイレブン

非常に美味しかった熊本づくし。

温めれば最高だが、温めなくても充分に美味しかったチャーハン。

早朝5時すぎの朝ご飯は前日夜にあらかじめ購入して置く。一番近い民家が1kmも離れている場所ではこれが一番!大きな保冷剤を入れたイグルーのクーラーBOXに入れて保存する。

以前からセブン・イレブンの珈琲は自分で入れるコーヒー(KALDYで買った豆を挽いていれる正統派)より美味いので腹が立っていたのだが、コンビニ飯が此処までイケるとは思わなかった。
 KALDYの珈琲豆は客回転が速く非常に新鮮だし、自宅で入れる水も水道水ではなく特別の水なのだが、時としてセブン・イレブンの方が美味しいと思うのは筆者だけだろうか?
ヤマセミ観察の人吉滞在中はいつも10年以上前にスターバックスで購入した保温・ポットにホットコーヒー・ラージを2杯入れて持ち歩いている。

今から15年以上前の愛用スターバックスタンブラー、あまりの使用頻度の多さに塗装が剥げてご覧のような状態に!一度スタバへ行ってグランデを入れて貰ったら店員さん皆に驚かれサービスしてくれた。筆者と一緒に東京ー人吉間を50回以上往復した勘定に成る。

 この衝撃的なセブンイレブン飯の方が美味しい!と感じた事実は、今後の人吉へ来る観光客・仕事客などを受け入れる地元飲食店の皆さんの勉強・研究が如何に必要かを示していると思うのだ。嘘だと思うなら自分で試すか、筆者と似たような「よそ者」の意見を聞くことをお薦めする。

 地産地消を勘違いして、飲食店が地元に人だけを対象に商売をするのであれば何も言わないが、官民を上げて観光活性化に努力し、外部からの観光客・ビジネス客を増加させようとするのであれば、衣食住ならぬ寝・食・遊の観光客三要素の一つ「食文化」に対しての危機感を是非持ってほしいと思う次第。 
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