ちなみに木枯らし1号という言い方は気象庁用語に在るが、木枯らし2号は一応存在するようだが一般的に天気予報などメディアで公表はしない。
渡良瀬遊水地はGoogle Mapで観ても判るだろうし、実際現場に行けば如何に平坦で風が吹き抜けやすい場所であるか、良く判る。
2年前の2月だから実質3年近く前に、初めてこの渡良瀬遊水地を訪れた際、渡良瀬遊水地・湿地資料館で担当の女性から塒入りのハイイロチュウヒの情報を教えて頂き、幸運にもその日のうちにハイイロチュウヒのオスの撮影に成功したのだった。
最初でビギナーズラックではあったモノの、やはり同じ目的で来ていたと思しき地元の栃木ナンバー、つくばナンバーの常連バーダーに恫喝され、非常に嫌な思いをした事をブログにアップした。それ以来あまりこの地には足を踏み入れていないが、それでも年に2~3回は訪れている。
湿地資料館は以前のプレハブからきちんとした建物に移転していて、担当者は代わっているようだ。しかしここの対応はいつ行っても親切で優しい。
しかし、谷中湖駐車場・売店近くの体験活動センターの対応は酷いものだ。
本来体験コーナーなのに、野鳥の事を訊いたのがイケなかったのだろうか?コミミズクやハイイロチュウヒの写真がパウチされて沢山置いてあり、最近の日付まで明記されているのに、「どの辺ですか?」と訊いた途端、「今年はそんなもん来てない!」とツッケンドンな対応だった。白髪の爺さんだったがアルバイトだったのかもしれない。
まるで地元のバーダーに、よそ者には教えるなとでも言われているような口ぶりだった。逆に湿地資料館の担当者のやさしさ、親切さが身に染みて感じられるのだった。少し離れた北川辺スポーツ遊学館の2Fにある案内所でもとても親切にいろいろ教えてくれた。
この辺りは色々な行政区画が入り混じっているのだろうけれど、それぞれの訪問者に対する対応が酷い所と親切な所の差が激しいので要注意だ。
熊本のバーダーなどの様に、ごく一部の排他的で偏屈なジモティ(地元土着の独善的住民)を除いて、非常に心の広い人懐こい人が多いのに比べて北関東エリアは意地の悪い人間が多いようだ。全国を飛び回って色々なバーダーに接すると色んな人間が居るというのが判るし、傾向や特徴も判って来る。
今後もその都度、同じ様な嫌な思いをする方が出ないように、注意喚起を行いたいと思う。
で、ハイイロチュウヒの雄は日中の日の高い時間に風に乗って、採餌をしているようだった。一方雌は塒入りの少し前、暗くなってから周辺を周回した際に撮影出来た。つがいに成っているのか否かは判らない。
前回同様、陽が当たっているため白っぽく見えている。
正面から主翼の角度でチュウヒ系だと思い、シャッタ-押し続けて正解だった。
Vの字独特の角度ですぐそれと判るチュウヒ。
周回コースに入って、初めてハイイロチュウヒのメスと判明。
しっかりとした鷹斑と猫のような顔が見てとれた。
暗くなっての撮影だったので、画像は荒いがご容赦願いたい。