ツクシイバラ自体は花のブログであるいは実際に行ってみて頂くとして、ホオアカやセッカの動きに目が行ってしまった。しかし撮り難い被写体だった。ひばりよりは低い所を飛ぶのだが、何せ小さい、小さい。キクイタダキやヤブサメ程ではないにしても、空を飛んでいるのを見定めるのは非常に難しかった。ツバメの方が遥かに撮りやすい。
現在、菊池市の夢美術館で日本野鳥の会熊本県支部の安藤博人さんと奥様の「鳥よ花よ展」が開催されている。(6月1日まで)これを初めて見せて頂いたが、野鳥の写真も素晴らしいが背景の素晴らしさに絶句した。ただ野鳥を撮影するだけではなくその背景に非常に気を配っている時間のかかる撮り方をされている。自分にはまず出来ない。特に気を引かれたのは首を垂れる黄金の稲穂とそのわきで満開を迎えた曼珠沙華、そうしてその横にたたずむムラサキサギ!どうやってそのようなシャッターチャンスを得たのか定かではないが、相当な幸運の持ち主だと思う。お聞きしたらやはりその1カットを得るために100回以上シャッターを切られたそうだ。
相当な影響と刺激を受けたので、錦町のツクシイバラを背景に野鳥を撮影しようと勇んで出かけたが、案の定ただの写真になってしまった。やはり飛んでいるショットに力が行ってしまうが、何せセッカが小さくて、どうしようもない画像しか撮れなかった。雰囲気だけご覧いただければ幸い。
ホオアカは信州の霧ヶ峰八島湿原や尾瀬にたくさんいた。
ホオジロもツクシイバラを振り返ってお花見?
セッカは実は生まれて初めて視た。東京付近では沢山居るはずなのにお目にかかりにくい。
球磨川河原の奥の方に着陸するのでとにかく遠い!
ヒッヒッヒッ~が上昇中の鳴き声でホバリングに近い飛び方
最初聞いたときは虫の声だと思い疑わなかった。
ジャッジャッジャッ~と言い出したら高速で降下に入り着地する。