2020年11月29日日曜日

団塊世代の初冬の東京徘徊記。 This is wandering report in early winter of Tokyo mid town by Baby-boomer.

  ここ数日やっと朝晩の風が冷たくなって、冬らしい気配を感じるようになってきた。大体において今年の秋は暖かすぎた。十月桜に交じって普通の桜が咲いていたり、ツグミやシメの飛来がいつもの年より相当遅いと感じる程だった。

 こうした季節の移ろいを自然物の変化で知る気象上の報告を、気象庁が今後一部を除いて行わないとする事を決めたと発表があったようだ。正確には「生物季節観測」という。

https://www.chunichi.co.jp/article/151849 

https://news.yahoo.co.jp/articles/8e9f54d034c04b2268876906a5558bb7fb288c56

https://news.yahoo.co.jp/byline/moritamasamitsu/20201110-00206109/#:~:text=%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%AD%A3%E7%AF%80%E8%A6%B3%E6%B8%AC%E3%81%A8%E3%81%AF,%E3%81%9F%E9%87%8D%E8%A6%81%E3%81%AA%E8%A6%B3%E6%B8%AC%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

「生物季節観測」は靖国神社の「桜ソメイヨシノ標準木」の開花宣言や、ウグイスの初鳴きなどでニュースネタとして季節感を表す意味で、非常に素晴らしいと世界に知られた日本の四季把握に大切な行事・習慣だった。

 これを気象庁は本庁舎移転に伴って、本庁付近で物理的に観測できないからやめるというらしい。本末転倒だろう?だいたい気象庁がなぜ東京のど真ん中に在る必要があるのだ? 

 東京都内でも例えば明治神宮や新宿御苑の真ん中、あるいは小石川の植物園にでもオフィスを造れば良いではないか?更に言えば日本全体の気象を統括するのだから、富士山麓にでも置けばいいのだ。

 気象庁の職員がネクタイ締めてパソコンの前に座っている必要など全くないと思うが如何だろう?だいたい気象庁へ就職した人たちって、昔から自然が好きで作業服着てそういうの調べるのが好きで入ったんじゃないの?小中学生時代生物部とかで・・・。筆者は実は中学校時代生物部で、子供のころから動植物が好きだったから将来はそういう世界へ行きたかったのだけれど、今は時代が違うのだろうか?

 そうでなければ、NHKの昼の憩いで情報を集めている昔の「農林水産通信員⇒ふるさと通信員」みたいな民間人1000人程度を全国から募集して地域別にデイリー情報を集めれば良いではないか?例えばバードリサーチとタイアップするとか、気象庁の役人より野鳥に関しては専門家だよ?筆者なども無償でも喜んで応募するが・・・。全く役人どもにはまったく知恵がない!

https://www.youtube.com/watch?v=9QLuvzjLlQo&t=44s

 腹が立ったので、団塊世代は自分で都心を徘徊し、季節の移ろいをこのブログでご紹介する事にした。ついでに色々な写真展を回って「写真愛好家」の方々への情報公開も行いたいと思った。やみくもに年中は行わないが、時にはこうした東京在住者の「東京だよ!おっかさん」情報も良いのではなかろうか?

 此処の絵画館前のイチョウは昔から先っぽが尖がったこんな形をしている。自然にそうなっているのか、手入れされてこうなっているのかは定かでない。近所のイチョウの木はこうなっているんだが・・。
三鷹の住宅街のイチョウの木。

しばらく前の三連休は大変だったらしい。撮っても人の頭が入って大変だったろう。

こういうイチョウの名所に行くには曇天の平日の朝に限るのだ。

ジモティ(=地元住民)にとってはいつもの朝だろう・・。

かって寛仁親王殿下の子分末席として数度伺った赤坂御用地も紅葉が始まった。

東京ミッドタウン1Fにあるフジフィルム・スクエア。月に数度は写真展へ行く。

いつものスペースを最大限に使っての展開だった。見ごたえ充分!

行けば記念撮影のポストカード無償プレゼントがある。

実際に現場で撮ってもらい、戴いて来たポストカード。左の筆者は10㎏のデイパックを背負ったまま猫背になってしまったが、いかにも団塊世代の爺ぽくて気に入っている。

 その後、地下鉄で青山一丁目から半蔵門まで移動。日本カメラ博物館附属のJCIIフォトサロンへ行って日本の山岳写真の重鎮「内田耕作」さんの写真展へ。
 筆者と同じブローニーフイルム使用のドイツ・カールツァイス製イコンタを使用されているのに驚愕した。この手のカメラを担いで燕岳へ登る命がけの気力・胆力は凄いと思った。ノーテンキに野鳥を撮影している筆者としては気を入れ替えるいい機会となった。
11月29日(日)、今日まで。

手前真ん中がカール・ツァイス・イコンタ。(筆者使用はスーパーイコンタ)

この先の予定として、いくつか写真展その他を予定している。

写真家としての最後の将軍「徳川慶喜」さんの展示があるかも・・と期待している。



いつまでもお金になるイベントネタの様だ。その昔、生のジョンに逢えたのが懐かしい。

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