2020年11月17日火曜日

小春日和の明治神宮御苑、定点観察レポート。 Meiji Jingu Gyoen of Indian summer, fixed point observation report.

  年間に10回以上訪れて野鳥観察を行っている明治神宮・御苑(500円)、特に南池(なんち)附近で昨日も北関東の研究所帰りに3時間ほど粘った。この池を前に目をつぶって瞑想すると鳥の声が左右の耳からステレオで聴こえてくる。南向きなので日に焼ける事甚だしいがお気に入りの場所、月に1~2度は定点観察を兼ねて訪れている。

 昨日の結果はオオタカ、カワセミ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、コゲラ、メジロ、ヒヨドリ、カラス、スズメ、キセキレイ、セグロセキレイ、カルガモなどに加えて今年初視のツグミを撮影出来た。

 ご存じの通り、誰が餌付けしたのか手乗りヤマガラが餌を求めて筆者の頭に留まりまくりうるさい事甚だしい。こうした餌付けされた野鳥は可愛いが、一方で餌を与える人が完全に居なくなったら餓死するだろうと、余計な心配をしてしまう。

 この南池の鯉やすっぽんに食パンを一斤持って来てちぎって与えている御仁が居る。御苑の管理人は全くこれを「手が回らない」事を言い訳に放っている現状だ。こういった行為は「罰」が無ければ止むわけがない。入り口の人に問うたら「看板がどこかにあるはずです」というアリバイ説明の様な返事だった。事実上これは与えてもかまわないという事だ。

 IOCバッハ会長が来日して、首相が替わった日本国のオリンピックへの開催意識チェックに来たのだろうと思うが、実は本音でコロナのせいにして中止したい、日本に返上してほしいと思っているのではないだろうか?

 今まで掛かった費用を取り戻せないので日本国としてはとてもじゃないが中止に出来ないのかもしれないが、コミュニケーション能力の低い日本政府・外務省・JOC、判断を間違えて世界の笑いものに、いやそれ以上にコロナ拡散の責任を日本がとらされるようなことの無いように願いたい。そもそも筆者は「2020TOKYOは東電福島原発事故隠しのための誘致」だとして誘致の時から反対だ。

 で、話を戻して明治神宮の野鳥たち、まだ昨日の今日なのでさわりだけをご紹介。

オオタカ若鳥は音もなく南池を横切って行った。



今年初めて遭遇したツグミ。


相変わらずカワセミは活発だった。

人気者ヤマガラは今年も健在のようだ。

手を出すだけで乗ってくるが、頭にまで留まるのは何とかしてほしい。

原宿門から入って右側150mほどに存在する。

明治神宮ミュージアムの原画展でも今日のオオタカ若鳥・ヤマガラが描かれていた。

初めて入った明治神宮ミュージアム。明治天皇陛下の関連品が展示されている。