戦場ヶ原の様に真ん中に通れる木道は無く、湿地内は立ち入り禁止。その代わり一周1時間ほどで回れる周回木道+地道の道路が存在する。
12月から翌年春4月くらいまでは木道も雪に覆われ通れるが歩行はスノウシュウが不可欠となる。積雪は多くなく晴天率の非常に高い冬期だが、強風時は吹きっ晒しで体感温度は異常に低くなる。厳冬期は野鳥も少なく無音の世界が広がる。
野鳥観察・撮影にベストの時期は春先雪融け時から秋の11月初旬までではないだろうか?勿論早朝が一番最適の時間だが、都心を午前2時3時に出発するのは辛い場合、湿地の奥にあるヒュッテ御射山がお勧めだ。
若い夫婦が頑張って運営している、非常にアットホームな場所で、筆者もお気に入り。今年5月など九州まで車で行った帰りに諏訪湖越しに霧ヶ峰が見えて思わず立ち寄ってしまった。
コリンゴの花真っ盛りで、思わぬ野鳥撮影が出来て嬉しかった。
http://yamasemiweb.blogspot.com/2018/06/i-think-that-wild-birds-of-yahsima-wet.html
今回は、一泊で秋の野鳥たちの佇まいを観察・撮影したのだが、今日はその中からカケスをご紹介。
日光東大植物園にもカケスは多い。しかし大きな図体の癖に意外に警戒心が強く、なかなか観察・撮影がし難い野鳥の一つだ。
いきなり後ろから恐竜の様な鳴き声を出しながらカケスが飛んで行った。
丘の上の樹に留まったカケス。
この時期高原の王様はこのマムシグサ
撮影が終わったらすすき野を下ってヒュッテ御射山へ戻る。
若き支配人さんは今一人、奥様は出産準備で山を下りているそうだ。
正統派のモーニングトーストに純正バターが嬉しい。
ずいぶん昔からヒュッテ御射山は有ったようだ。