2018年10月23日火曜日

撮影者が3年来顔見知りのヤマセミに興味を持たれた記録、後半。 This is record that the the familiar Crested kingfisher was interested by photographer.Part2.

 今朝アップした顔見知りのヤマセミに関するブログへ多くのアクセスを頂いたので、明日に予定していた後半をもう今夜アップすることにした。

 明日はもう人吉入りするので、最新の野鳥情報、ヤマセミ情報をお届けできればと思う次第。ただし人吉入りするのは夕方なので野鳥に関するネタは無いかもしれない。

 で、今朝の続きは、土手から見下ろす球磨川本流の河原で採餌した魚を食べた後のヤマセミの立ち居振る舞いが今回のご紹介。3年来、このヤマセミはこちらの顔認識が出来ており、架線上でも堤防土手上でも眼が合ってもレンズを向けても、ある一定の距離までは飛び去らない「お馴染み」の間柄になっていたのだが、今回はちょっと違った。

 よほど採餌に満足したのか虫の居所が良かったのか、食事後しばらくしてジーっとこちらを見上げていたのだが、やにわに飛び立ってこちらの車めがけて堤防に飛んできた。

 しかも、筆者の借りているレンタカー、ホンダのフィットの後ろ3mに着地し、堤防上をこちらに向かってチョコチョコ歩いてくるではないか!今までヤマセミをこんなに近い位置から目視したことがなかったので正直ビビってしまった。

 レンズを向けると逃げ去ると思って遠慮していたのだが、意を決して助手席の窓から顔とレンズを出して、ズームを縮めてシャッターを押した。それでも逃げ去らないのでどうしようと思っていたら、川の方を向いてお尻を上げて「ピッ!」と脱糞しやがった。

 犬も猫もヤマセミも縄張りの匂い付けなのだろうか?しかし一応相手にしてくれているのがハッキリと判ってとても嬉しかった。第2次接近遭遇なのかどうかは判らないが、出遭い難い野鳥にこれだけ接近できる人吉の地の凄さを強く感じた雨の日った。

採餌が終わった三角石から飛び立ってこちらに向かうヤマセミ。



普通はここいら辺からどこかへ飛んで行くのだが、この時はまっすぐこちらへ。

気が付けば車の後ろすぐのところにランディング!この画像を撮影するのにどれだけビビったか。

これが一番近づいた瞬間。すぐ後ろのハクセキレイがこれだけボケるのだから・・・。ピッと糞をした証拠は1カット前との堤防上の差を観ていただければ判るはず。

糞をした後、おもむろに球磨川本流へ戻っていった。


雨で濁った球磨川本流、目を離すとヤマセミの姿はすぐに消える。