1週間ほど滞在した人吉市では10日早い7月18日に梅雨が明けた。人吉でのヤマセミの巣立ちは今年は早かった。5月の10日前後には既に巣立ったファミリーが多かった様だ。
東京に戻って近所の野鳥の巣立ちをいろいろ観察したが、今年は武蔵野も雨が多くスズメの繁殖が遅れ気味で、今現在まだ育雛中、もしくは巣立って数日と言うスズメファミリーが多い様だ。
武蔵野・三鷹は郊外で畑も多く雛に給餌する青虫の類いは豊富なようだ。巣は民家の雨樋、電柱の変圧器の取り付け金具、アパートの鉄階段の隙間などを使ってしたたかに生きている。三鷹エリアでは巷で言われているほどスズメの数は減っていないと思う。
野鳥団体が盛んにツバメやスズメの数減少を憂いている様だが、いまいちピンとこない。
アパートの鉄階段の隙間に営巣したスズメ。
アパートのべランダに巣立ったスズメの雛が親の給餌を待っている。
親鳥が巣に入る時は飛んで来ていきなりサッと入る。
給餌の間だけ雛の鳴き声が聴こえる。
体をひねって周りの様子をうかがう親スズメ。
給餌を終えて巣の真下で別の親が来るのを待ち、交代する。