2016年5月9日月曜日

奥日光湯元でイワツバメの集団繁殖に遭遇! I met with the group house martin reproduction in Oku-Nikko Yumoto!

  イワツバメには熊本県の人吉で越冬中数回遭遇している。幾度も川沿いの温泉旅館から観察している。人吉は温泉地帯なのでだろうか普通のツバメも越冬している。地元にお住まいの人は皆が知っている。しかし1月2月に球磨川の上を飛び交うツバメやイワツバメを見るのは何故か非常に不思議な気がする。

 今回も奥日光湯元で早朝、やたら上空で野鳥の鳴き声がするので何かとその声を頼りに辿っていくと、無数のイワツバメが飛び交っていた。標高1500mほどのいわば山岳地帯になるのだろう。イワツバメ本来の生息環境な訳で、居て当たり前なのだ。

 飛び方を見ていると、羽ばたくより滑空していることの方が多いようだった。山小屋というかスキー場の山小屋風の建物の軒先にトックリ状の巣を造っていたが、湯の湖の水際、温泉源の泥が豊富に存在するので巣は頑丈なようだ。


一つのフレームにこれだけ飛び回っているのだから、密度は濃い。

後ろは金精峠につながる山並み。


山小屋の軒先にまとまって巣が出来ていた。

やはり普通のツバメの巣とはずいぶん違う。

ずんぐりむっくりした躯体で結構なスピードを出しながら飛び回っている。