2016年5月24日火曜日

熊本地震の断層帯を越えて、再びブッポウソウに出遭う! I met Dollarbird again at the border of Kumamoto Pref.

 佐賀に用事で1泊し、宮崎県との県境付近までブッポウソウに再度出遭うため約200㎞移動した。途中、高速九州道・益城熊本空港付近で2度ほど止められ、行く際と同じで、そろそろと運転しなければならなかった。大地のうねり方は今回実際その道を自分で運転して視て初めて判った!


あまりこの手の画像は新聞テレビでは報道しないと思う。運転しながらカメラを落としそうだった。

 今回の熊本地震の初期、報道では過去において熊本地方では大きな地震が起きていなかったのに何故?というコメントや解説が多かったが、実際は多数の犠牲者の出るような結構大きな地震が記録に残っているのに、何故か学者や環境研究者クラスでさえ、なぜそう思い込んだのか不思議だ。

 熊本地方には大きな地震が来ないという一種の思い込みは、「皆がそう言っていたから、そういうのが定説だったから・・・」という理由に寄る事が多かったようだ。新しい、あるいは変わった事をすると非難したり、突出する様な行為を嫌い戒めようとする気風が非常に強い保守的な土地柄が「思い込み」を生んだのではないか・・・という解説がこのところ増えている。
 
 佐賀市内から約200㎞運転して宮崎県境まで3時間で到着!時間は既に昼を回っていた。

 しかしブッポウソウはブツブツ鳴きながら上空を幾度も旋回してくれた。ブッポウソウを初めて視る友人がブッポウソウに嵌まるのにさほど時間は掛からなかった。自分の最初の時と反応が全く同じなので、次の予定をキャンセルして、日没まで思う存分観察撮影を楽しんで頂いた。
 
 佐賀の知人が夜11時過ぎに佐賀に到着、連絡をくれたが、またすぐに遭いに来るという。その気持ちとても良く判る。それほどブッポウソウというきれいな野鳥は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるのだ。

前回とは異なったエリアを中心に行動パターンがいささか異なっていた。

幾つかある県境の峠への途中の橋エリアにも営巣しているようだ。

光の向きで色々違う色に見えるのが素晴らしい!

独特のコーティングを施したような光沢も此の野鳥の特徴だ!

高速で飛び回る上、日陰と日向の境界線を越えて行き来するので撮影は辛い。


真上を飛ぶ姿は手持ちでないと撮影は難しいと思う。

例によって、いくつか空中での昆虫フライングキャッチの様子が撮れていた。