2015年12月7日月曜日

昨日はハイタカ、今日はオオタカ! Yesterday sparrow hawk , the goshawk today !

 南九州は猛禽類の密度が高いと今回の撮影行で嫌というほど実感させられた。猛禽類と言っても南九州ではいつも人間の生活領域に居るトビやモズ、チョウゲンボウの事を行っているのではない。タカの仲間の事を示している。関東の三鷹という所に住んでいる筆者だが近所で鷹(タカ)を観る事はなかなか機会が無い。隣の大学構内にオオタカが営巣していることは知っているが、観た事自体は数回程度だ。

 その点普通に生息している南九州は棲み易い環境なのだろう。今回は人吉と鹿児島で合計6回遭遇した。全て場所が大きく異なる為、別の個体だと思うが一羽のルーティンの行動範囲が10km四方以上に及ぶのであれば違うかもしれない。

鹿児島のオオタカは町並みバックに悠然と樹のてっぺんに羽休め。

約1,000m離れている場所からこちらをジーッと視ていた。

さらに鋭い視線を感じ周りを見回したら木々の間から鋭い視線をくれるオオタカの幼鳥だった。地元の方の説明ではいつもここに居ると言う。

そのオオタカの幼鳥がサーマルに乗って上昇していった。

直ぐにカラスにモビングされたが、もう一羽猛禽類(右上)が寄って来たのを視てカラスが退却した。

その猛禽類はハイイロチュウヒの雌だった(現地の方の説明)いつもここに居る仲間らしい。ハイイロチュウヒの雄に出逢った場所だけに猛禽類の集会場所になっているようだ。