2015年12月6日日曜日

2週間の人吉行は大成果! I got a lot of results in this two weeks journey to Hitoyoshi basin in a deep autumn.

 今日の南九州は雨模様だそうだ。今までで2番目に長い人吉滞在を終え、撮影した1万3千カットのの画像の取捨選択に多分1週間は掛かるだろうと思う。不要な画像がスペースデブリ、つまり今問題になっている宇宙のゴミのようにパソコンに溜まり不具合を引き起こしそうでいつも気になっている。

 昔の銀塩カメラ時代であれば1本のフィルムに1枚だけ使えそうな良い画像が撮れたと仮定しても360カットも成果が在る訳で達成感は大きい。行かなければ遭えなかった人生初遭遇の野鳥も既にブログで紹介したものを含めて5種類。野鳥の生態の面白さを中心に撮影する為、写真展に出すような綺麗な写真は撮れなかったが、野鳥の面白い生態・行動を収録できたのは大きな満足感となっている。

 じっくり精査した後順次このブログにアップしたいと思う。戻って最初はハイタカ。雄か雌かは判らない。猛禽類類に詳しくない自分にとってはオス・メスの判別より、基本的な名前の判別の方が大変だ。しかし今回は真下からのみの画像だけではないので比較的判断は直ぐにできた。

朝7時まではわずかに煙っている程度で濃霧は出ていなかったが、7時半頃球磨川下流から掛け布団のような濃い霧が押し寄せてきて街を飲み込んでしまった。

霧が薄くなって朝陽が射すようになってきたのは9時半過ぎだった。晴れてみると雨の前日とは異なってカモ類など野鳥の動きは鈍く、その数は半減していた。何処かへ移動したのだろうか?

いつものようにヤマセミポイントで車の中からヤマセミを待っていると、パタパタパタ、ス~ッと猛禽類が飛び出した!主翼の鷹班と大きさからまたもやオオタカかと思ったが、画像チェックするとハイタカの様だった。
目の上の白眉が在るのかないのか、別テイクで見るとかすかに在るがオオタカほどの幅ではない事、目の下の褐色黄色系の部分などからハイタカらしかった。

旋回しながらサーマルに乗って上昇していった。咽元の縦縞が無いのでツミではないだろう。