2015年12月14日月曜日

眼の前をカワガラスが横切る晩秋の球磨川支流。Kuma River branch of the late fall when a Brown dipper crosses in front of eyes.

 ヤマセミの観察をしていると眼の前を色々な野鳥が横切っていく。先日の珍鳥3羽をはじめ、常連カワセミ、セキレイ系、カモ系に加え、夏にはササゴイなどがすぐ傍でギャオーン!などと信じられない声で鳴いたりする。上空には猛禽類が色々横切る。今回も2週間にオオタカ、ハイタカ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、ミサゴ、ノスリ、ハイイロチュウヒなど猛禽類図鑑の動画版を見ているようだった。

 そんな中、球磨川支流で草むらに座り込んでいつものヤマセミを待っている際、眼の前をカワガラスがジエジエジエ、と行き来していた。「あまちゃん」よりはるか昔からジェジェジェと鳴き続けるカワガラスは勿論球磨川流域には沢山生息している。人吉の街中でも沢山見かけるし橋梁の裏側などで羽休めしている姿を良く眼にする。

 
岩ではなく、護岸工事用のターポリン(コーティング帆布)の放置された物に乗っていた。

ジェジェジェ・・と鳴きながら飛んでいった。

肉眼では空が反射する水面をバックに相対的に黒く見えるが、茶色い野鳥。

ブラウン・ディッパーといわれる所以である。

この後水に入り採餌をはじめた。幾ら羽毛で覆われているとはいえ、こっちが震えた。