2014年10月10日金曜日

カワセミの繁殖行動の一部始終・遠望。その2. All the details of the breeding activities of kingfisher at Hitoyoshi area. Part2.

 思いがけず皆既月食を撮影できたので緊急ブログアップしたが、雲の関係で見ることが出来なかったエリアの多くの方に喜んでいただけてアップして良かったと思った。しかし肝心の皆既月食の画像より都心のビル群の向こうに上がった満月の画像のほうが喜ばれたのはちょっと予想外だった。東京タワーや東京スカイツリーがらみの満月画像など写真雑誌やその他のメディアで散々ご覧になっていて見慣れていると思ったのだが、意外に多くなかったようだ。

 カワセミに話を戻そう。2日前のブログでは雄が給餌用の餌を咥えて雌の元に運び、求愛給餌を行うところまでご紹介した。今日はその続き。

 求愛給餌→水浴び→交尾→雄飛び去り・・・のプロセス、画像を良く調べたら2分以内だった。
此処で面白いのはヤマセミも交尾の後は2羽が同時に飛び立つか、雄が先に飛び立つかのどちらかだが、そういう点はヤマセミもカワセミも似たような生態のようだ。
求愛給餌終了後あっという間に水浴びダイブ。

ホバリングもせず、一気にダイブ。

直線的に雌の元へ・・・・。

右手のほうから回り込むように雌の傍へフライト。

躊躇せずそのままドッキング・交尾状態へ。

決して交尾は初心者ではなく、バランスが崩れなかった。

交尾の時間はヤマセミとあまり変わらないようだ。このときは約10秒間。

交尾終了後上空へ飛ぶ雄がヤマセミと違う。ヤマセミは必ず下方へ飛んでいく。