風景写真で頑張っているアマチュアカメラマンの方々は朝霧は格好の被写体だろう。但しその中を飛びゆくヤマセミを撮ったとしても、審査員がその価値や意味を知らないだろうから意味ないかもしれない。一般の写真コンテストの審査員はネイチャーフォト撮影者の苦労などなかなか判らないだろうと思う。カメラ屋さんの販売員が実際に自分で色々なシチュエーションで撮影をしないのと同じだろうと思う。
しかし、人吉城址附近は確かにヤマセミが多いし、宿で宿泊客に配っていた探鳥マップにも他の多くの野鳥と一緒にヤマセミのポイントは表記されているが、その通りに出現するのは早朝の数十分程度なので待ち受けが大変だろうと思う。しかもこれからの1~2か月は巣篭りであまり目撃は出来ないかも知れない。
人吉市内から見ると球磨川本流の上流方向JR肥薩線第三鉄橋方向が朝霧に埋まった。
その霧が下流に流れてきて、ヤマセミがその中を飛びまくる。
近距離で撮影すると霧はなかなか映らない。
別に採餌する訳でもなく広い川面を飛び回る。
約15分ほど飛びまくったが、木の枝などに留まったのは人吉城址の髙い樹の梢に2度。