2014年4月22日火曜日

オナガは武蔵野で神出鬼没! The Azure-winged Magpie(= blue magpie) strikes everywhere at once!

 オナガはカラスの仲間で1980年代に西日本から消えたとWikipediaに出ている。背中は2段階の青味がかった灰色で頭の上半分がほぼ真っ黒、その他は白い為余程条件が良くないと撮影が非常に難しい野鳥。とにかく神出鬼没であるが10羽程度で群れを成すため、その姿に似合わない恐竜を彷彿とさせる鳴き声で群れの移動を確認して待ち受けるしかない。

 カケスやカササギと同じでカラスの仲間だが非常に警戒心が強い。警戒心が緩いのはハシブトカラスやハシボソカラスだけなのだろうか?最近近所のミッション系大学構内に営巣しているようだ。
朝晩は住宅街の上空を飛び回る事もある。

 普段はギャー、ギャーとカケスに似た鳴き声だが、今日は囀りだろうか全然別の野鳥が混じっているかと思う程の可愛い鳴き声で鳴いていた。初めて聴いた鳴き声(囀り)だった。朝から小雨で夕方暗くなり始めたころ撮影できた。画像はその特徴を観て頂く為に多少オーバー目にしている。

主翼を広げた所はエナガに非常に似ている。独特のスタイルで人気がある。浅草の老舗スキヤキ屋の欄間の彫り物にも在るくらいだから明治時代あたりから東京には居たのではないだろうか?

主翼と背中のブルーが少し異なっている。

桜の木の若芽を咥えている。

花が終わった桜の花芯が小さく膨らんだモノを盛んについばむ。

胴体とほぼ同じ長さの尾羽が在る。

じーっと見つめられてしまった。

今日は桜の木に20分ほどまとわりついていた。