2023年1月25日水曜日

毎朝の愛犬散歩でカラスの知恵を幾度も目撃!  Witnessed the wisdom of crows many times while walking my dog every morning!

  筆者、在宅の際は欠かさず早朝日の出時刻に愛犬散歩をするのがここ20年の日課になっている。もちろん散歩愛犬自体は二代目。九州の小倉に引っ越して以降、我が家には子供の頃から犬がほぼ常時家族の一員。白い雑種(ベル='55-'61)、コリー(ラッド='61-'72)、ちび(雑種='82-98)、ジャンプ(茶芝='98-'16)、ペロ(黒柴'18-現在)

 この愛犬は全て貰ったか、拾ったかのどちらかで家族の一員になった。

 その愛犬つれての日の出散歩。必ずコンデジカメラを持って動き回る。コースは愛犬が勝手に好きなコースを先導していく。大体5パターンのどれかを進む。糞をする場所は大体10か所のどれかと決まっている。

 こうして回遊する際に、住宅街に常駐する野鳥の縄張りを通ることになる。毎朝決まった時間にほぼ同じ格好(衣類・帽子・持ち物)で動くので、縄張りの主人(=野鳥、猫、犬、時に他の散歩犬主従)とは顔馴染みだ。

 必ず出逢う野鳥はキジバト、ヒヨドリ、カラス、ジョウビタキ(冬のみ)、スズメ、シジュウカラ。いずれも余程近づいても逃げない。カラスに至っては3mの距離で逃げない。眼を合わせば避けるが、飛ばずにチョンチョン足で遠ざかる。

 今日はその見知ったカラスの知恵をご紹介。簡単に言えば何処からか持ってきた山グルミ(=胡桃)の実を電柱の上、あるいは電線の上から道路に落として割り、実を食べるのだ。

 なかなか割れない場合は道路上において、朝の牛乳屋や通勤の車が轢いて割ってくれるのを待つ・・といった知恵者なのだ。

 電線から落下させ、何処かへ行ってしまわないように、あるいは他のカラスに横取りされないように、ほぼ同じスピードで落下する胡桃に寄り添うのだ。見ていて面白い。

電線から勢いを付けて落下しながら咥えた胡桃を放す。

で、胡桃の後を追う。

幾度も繰り返す

これを出来るカラスと出来ないカラスが居る。

割れた胡桃を確認し

何か気配を感ずると

咥えて飛んでいく。

このあたりの電柱の根元や道路上には胡桃の殻が散乱している。

これが山グルミ(=胡桃)

もちろんカラスの知恵はこれだけではない。木の小枝を使って木の実を穿り出すカラスもNHKの「ダーウィンが来た!」で幾度も観たし、線路上に置き石をするとんでもないカラスも居る。それを駆逐するタカを飼って操作していた鷹匠(女性)が怪我をしたというニュースを昨日観たばかりだ。