武蔵野エリア三鷹市でも、あちこちに残って居た植木屋さんの樹木育成地が宅地造成され、現在建売り住宅がものすごいスピードで出来つつある。
毎朝愛犬散歩で約40分巡回するルートでも、3カ所が建売住宅に成った。数日に一度足を延ばす野川への行きかえりの道、小金井市内に成るが此処も何と5カ所で旧家を取り壊し小さな一戸建て数軒に化けている。
そのような状況下で樹木も減り、今までいろいろ飛来していた野鳥が減少してきたように思う。一方で野鳥の方も人間が宅地化する環境に慣れたのだろうか、一般家庭の庭でウグイスが囀ったりし始めている。メジロも隣の国際基督教大学の樹木の梢で囀っている。
一方で、まだ残って居る植栽育成地に在る花木には逆に野鳥たちが集中しているので観察・撮影が非常に効率よく出来ている。
という事で、今日の野鳥は今年の春最後の花鳥画像?
赤紫のロドレイアという東南アジア原産の中灌木花にアオジが登って囀り始めている。あまり見かけない花木だがシャクナゲモドキとも言われている様だ。
こうして普段藪で動き回るアオジが開けた所に出てくるのは、ウグイスと同じで似た様な生態なのだろう。
同じロドレイアにはお馴染みヒヨドリも群がるように飛来する。
こうして春先の花に集まる野鳥達、今後は繁殖期に入り初夏に向けて一斉に活性化する昆虫系の採餌に移って行くのだろう。まことに自然のサイクルは上手く出来ている様だ。