それなりの野鳥はいたが、やはり目につくのは東京都の鳥ユリカモメ。これをミヤコドリとした浮世絵も沢山あるが、その蓮が綺麗に刈り取られて江戸時代の浮世絵のままの風景が今の姿だ。
本来、この不忍池では野鳥に餌をやってはいけないのだが、江戸時代から手乗り雀の伝統が受け継がれているようで、誰も守っていないのが実情だ。特に最近は海外からの観光客が喜んでユリカモメにパンくずを投げていたりする。京都嵐山や福岡の大濠公園などと全く同じような状況だ。
昨日のレポート通り、桜はまだ二分咲きなのに花見の宴会客はすでに満開だった。
上野公園内は花の数より人の数の方がまだ多い感じ。
不忍池湖畔もまだまだ一分咲きといったところ。
八角形をした不忍弁天堂を背景にかろうじて咲き始めのソメイヨシノ。
外人観光客が大喜びで餌を投げるとユリカモメが乱舞する。
看板も出ているのだが・・・・。池に落ちたパンくずはそのまま鯉の餌。この池の鯉は超デカイ!
パンくずばかりでは生きていけない、下を向き向き飛ぶユリカモメ。
この時期蓮はすべて刈り取られ、広い水面が見える。
明治時代の不忍池、桜の季節はやはり水面に蓮は無い!いつの時代も同じらしい。
初夏になればこの通り、水面は見えない。
早朝、綺麗な蓮の花がたくさん!飛び交うのはカワセミが殆どとなる。
これは昨年の蓮の花。やはりコンデジで季節を切り取るのは面白い。