2014年8月12日火曜日

オジロワシを上から撮る! I took several photos of White-tailed sea eagle from upper site.

 国内の猛禽類では最大級の部類に入るオジロワシは、一部が留鳥として道東に通年で居る。今回もタンチョウよりは遭遇頻度が高かった。しかも人間を全然気にせず、時には威嚇して来るなど同等に考えている場合があるようだ。気が強いというかプライドが高いというか、威厳すら感ずる野鳥だ。野付半島のトドワラへの一本道、電柱などに留まっていたり海側の漁船に留まっていたりしたが、いつも下から見上げる感じで、空ヌケ画像の為充分に観察できる画像が撮れなかった。

 しかし、霧多布の崖の上から偶然オジロワシの飛翔や、繁殖期だけに視られる行動だろうか、オオセグロカモメが4~5羽の群れで代わる代わるこのオジロワシを攻撃して撃退しうる場面に遭遇した。今日はその中のカットから幾つかをご紹介。根室の落合ネイチャークルーズの新谷氏のブログにもこのオジロワシがウミネコを捉えている場面の画像がアップされていたが、群れに成るとカモメ類も強いようだ。
まずは遠くから飛来したオジロワシにフォーカッシング

霧多布の崖に群生するエゾカンゾウの花畑の上を悠然と飛ぶ。

岬の岸壁に打ち付けられたうねりの上を飛ぶ。

真上から見ると、鷹類と異なって翼面積の広さに圧倒される。

クチバシの黄色と尾羽の白が特徴。

オデコからそのままクチバシにラインが繋がるオオワシとは違い鋭い顔付だ。

やはりこういう姿は下から見上げるだけではなかなか判らない。霧多布ならではの画像。